サーキュラーエコノミーの新プラットフォーム
2025-09-01 15:59:19

サーキュラーエコノミー推進へ!日本規格協会が新プラットフォーム設立

サーキュラーエコノミーの新時代へ



一般財団法人日本規格協会が、一般社団法人産業環境管理協会との共同により、サーキュラーエコノミー(循環経済)を推進するための新たなプラットフォーム「サーキュラーエコノミー標準化プラットフォーム(CESP)」を設立しました。これに伴い、リレー形式の講演会も開催され、様々な分野での連携が期待されています。

サーキュラーエコノミーの重要性



地球環境問題が深刻化する中で、サーキュラーエコノミーは持続可能な社会の実現に向けた鍵です。サーキュラーエコノミーは、リデュース、リユース、リサイクルという3Rを基盤とし、素材や製品のライフサイクル全体を考慮した経済モデルを提案します。このモデルは、資源の無駄を減らし、廃棄物を最小限に抑えることを目指しています。

特に欧州では、2024年から施行される「持続可能な製品のためのエコデザイン規則(ESPR)」など、CEに関する法規制が進展していますが、日本国内ではまだ業界ごとの取り組みに限られているのが現状です。これを受け、CESPの設立が急務とされています。

CESPの目的と活動内容



CESPは、各国の法規制や国際基準について、分野を超えた情報共有や意見交換を行うことを目指しています。その一環として、共通基盤的な情報共有活動に重点を置き、リレー講演会を通じて、国内外の政策や資源循環、標準化の現状について議論します。これにより、サーキュラーエコノミーの理解を深め、企業や団体の連携を促進することが期待されています。

リレー講演会の詳細



CESPの設立に伴って予定されるリレー講演会では、各回異なるテーマが設定され、特にサーキュラーエコノミーに関連する政策や実践事例について講演が行われます。この講演会を通じて、参加者は最新の情報を得るだけでなく、業界内でのネットワーキングの機会も与えられます。プログラムの詳細は随時発表される予定です。

日本規格協会の歴史と役割



日本規格協会は、1945年に設立され、標準化や管理技術の発展と普及を目的として活動しています。JISや国際規格の開発、マネジメントシステムの審査登録など、多岐にわたるサービスを提供しており、日本国内における総合的な標準化機関としての役割を担っています。CESPの設立は、同協会の中核的な機能をさらに強化するものであり、日本におけるサーキュラーエコノミーの普及に寄与することが期待されています。

今後のCESPの活動に注目が集まる中、サーキュラーエコノミーの実現に向けた各種取り組みが加速していくことでしょう。


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会社情報

会社名
一般財団法人日本規格協会
住所
東京都港区三田3-11-28三田Avanti
電話番号

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