株式会社クラスが「Mizuho Innovation Award」を受賞！エコビジネスの先駆者とは

株式会社クラスがMizuho Innovation Awardを受賞

株式会社クラス（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：久保裕丈）が、みずほ銀行が主催する「Mizuho Innovation Award 2025.2Q」を受賞したことが発表されました。このアワードは、イノベーションを推進するスタートアップ企業を対象とし、四半期ごとに表彰が行われています。

Mizuho Innovation Awardの概要

「Mizuho Innovation Award」は、2017年にみずほ銀行によって設立されたもので、成長が期待される企業に対しビジネスモデルの独自性や、チームの実力、成長の可能性を評価することを目的としています。受賞企業には、大企業とのビジネスマッチングなど、さまざまなサポートが提供され、事業のさらなる発展を助ける仕組みです。この賞を受賞した企業には、ビズリーチやソラコムなど、名だたる成長企業が名を連ねています。

クラスの受賞理由

今回の受賞について、みずほ銀行からは、「株式会社クラスは耐久消費財におけるサーキュラーエコノミーを確立しているスタートアップであり、廃棄物削減に貢献している。その企業姿勢や多様な顧客ニーズに対応する力が評価された」と述べられています。クラスの取り組みが、循環型社会の発展にどのように寄与するのか、注目が集まっています。

株式会社クラスのビジョン

株式会社クラスは「“暮らす”を自由に、軽やかに」をビジョンに掲げ、従来の家具や家電の購入・レンタルに代わる月額制サービスを展開しています。利用終了後のリペアやクリーニングを通じて、資源の再利用を促進し、廃棄物の削減を目指しています。具体的には、以下のサービスを提供しています。

- CLAS: 廃棄物を出さずに家具と家電をレンタル・サブスクリプション形式で提供。
- CLAS Biz: 法人向けのオフィス構築・移転のニーズに応える。
- 個室型フォンブース: Web会議や1on1に最適な空間を提供。
- CLASホームステージング: 不動産物件の早期成約を支援。
- 家具付き賃貸サービス: トレンドに合わせた家具・家電をワンストップで提供。

以上のようなサービスを通じて、クラスは環境負荷の低減と脱炭素社会の実現に寄与し、個人や法人に新たな価値を届けようとしています。実際、クラスのモデルは、環境省の調査で従来のビジネスモデルと比較して、CO2排出を36％、廃棄物生成量を38％削減することが確認されています。

今後の展望

株式会社クラスは、今後の成長に向けて東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県を対象にECサイトを展開していく予定です。これにより、さらなるサービスの拡充が期待されています。大都市圏を中心にサービスを展開することで、循環型社会の構築を加速させることが目標です。クラスの革新により、より多くの人々が自由で軽やかに、自分らしい暮らしを実現できる未来を目指しています。

この受賞を機に、株式会社クラスの取り組みが広まり、循環型エコシステムの発展に寄与することが期待されます。