漢方・アロマコースの魅力
日本薬科大学では、近年の社会の変化に対応し、個々人が自らのスキルや知識を増やすことを求められています。その中で、しっかりとした医学的知識に基づいた教育プログラムが特に注目を集めています。そこで、本記事では、2023年4月から始まる「漢方アロマコース」をご紹介します。
教育背景と目的
政府は「骨太の方針」や「教育育未来創造会議」を通じて、教育機関に対し多様化するニーズに応じたリカレント教育プログラムの開発を求めています。このような背景を踏まえ、日本薬科大学は「漢方」や「生薬」、さらに「アロマセラピー」や「中医学」の知識を生かして、補完医療分野での専門家を育成するために、漢方アロマコースを開設しました。
このコースでは、漢方やアロマに関する重要な理論を学ぶだけでなく、実践的なスキルも身につけることができます。これにより、健康情報を的確に評価できる人材の育成を目指しています。
コース内容
コースは2つの形態から選ぶことができます。ひとつは「eラーニングコース」、もうひとつは「フルコース」です。
eラーニングコース
- - 総授業時間:117時間
- - 受講資格:薬剤師、登録販売者、看護師、介護福祉士、または漢方やアロマに興味のある一般の方
- - 受講料:150,000円
- - 修了者には「履修証明書」が交付され、60時間以上の履修が必要です。
フルコース(実習付き)
- - 総授業時間:145時間(eラーニング117時間+実習28時間)
- - 限定定員:30名(実習のため)
- - 受講料:250,000円
- - 修了者には履修証明書と「漢方エキスパート」の受験資格が与えられます。
実習は日本薬科大学お茶の水キャンパスや他の施設で行われ、現場での実践経験が蓄えられます。こうしたカリキュラムにより、この講座は漢方やアロマテラピーの知識をしっかりと学びたい方にとって価値の高いプログラムとなっています。
お申し込みと募集要項
- eラーニングコース:2023年2月10日〜2023年8月
- フルコース:2023年2月10日〜2023年3月
日本薬科大学の漢方アロマコースの専用ページからお申し込みが可能です。公式ウェブサイトやSNSも活用して最新情報をチェックしてください。
総括
日本薬科大学が主催する「漢方アロマコース」は、働く人々が新しいスキルを身につけ、専門的な知識を深めるための貴重な機会です。医療の現場で必要とされている補完医療の分野に関心がある方は、ぜひこの機会を利用して、さらなる成長を目指してみてはいかがでしょうか。