Awwと第一生命が共同でバーチャルヒューマン活用の実証実験を開始

Awwと第一生命がバーチャルヒューマンを活用した新しい挑戦

株式会社Awwと第一生命保険株式会社は、革新的なビジネスモデル実現に向けて、バーチャルヒューマンを活用した実証実験（PoB）を行うことを発表しました。この取り組みでは、第一生命の生涯設計デザイナーが使用する端末に、バーチャルヒューマンをアバターとして実装し、営業活動をデジタルサポートすることが目的とされています。

デジタルバディとは？

今回導入されるバーチャルアバターは「デジタルバディ」と名付けられ、第一生命の専門家たちが顧客との対話や提案を行う際に、非常に有効なサポート役となることが期待されています。デジタルバディは自然な対話を通じて、関連情報を提供することで業務を支援。これにより、生涯設計デザイナーがより効率的に業務を行うことができるとしています。

ビジネス化検証の目的

本実証実験の主な目的は、デジタルバディが実際の営業活動にどのように寄与するかを確認することです。保険商品は種類が多く、手続きが複雑であるため、この新しいアプローチが生涯設計デザイナーの業務負担を軽減し、よりスムーズな商談を可能にすることが期待されています。実際にデジタルバディが活用されることで、業務の円滑化が図られ、最終的には顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

第一生命の見解

第一生命保険株式会社の執行役員である江口武彦氏は、「生成AI等を活用して職員を伴走支援するシステム『デジタルバディ』を開発中です。保険は多様で、各種手続きは非常に複雑です。デジタルバディが職員をサポートし、お客様のニーズを捉えた提案を実現していくことで、保険業界における新しいパートナーとしての役割を果たしていきたい」と述べています。

Aww inc.について

Awwは、日本発のバーチャルヒューマンAI会社で、最先端の技術を駆使し、immaやplusticboyなどのバーチャルヒューマンを数多くプロデュースしています。さらに、メタバース分野やバーチャルファッションに関連するビジネス展開を進めており、AI研究も加速させています。このように、Awwは単なるバーチャルヒューマンの制作にとどまらず、技術革新の最前線を走る企業としての顕著な存在感を発揮しています。