奈良市美術館で「シルクロードの暮し」展が開幕
奈良市美術館では、7月29日から8月31日まで「シルクロードの暮し~絨毯、茶道そして建築」展が開催されています。この特別展は、奈良市の姉妹都市であるウズベキスタンのサマルカンド市を含む、ビザンチンやペルシャ、中央アジア、中国、日本を繋ぐ文化の豊かさを広く知ってもらうことを目的としています。
展示内容
展示では、ユネスコ世界遺産に基づく数々の作品や建築模型が並び、シルクロード地域の生活や文化が感じられます。特に、ペルシャ絨毯や古代中国の茶道具などが再現され、訪れる人々がその魅力を直接見ることができます。また、奈良女子大学が所有する正倉院模造宝物も展示され、歴史的な価値を体感できる機会となっています。
展示の詳細
- - 期間: 令和7年7月29日(火)~8月31日(日) 午前10時~午後5時30分 (入館は午後5時まで)
- - 会場: 奈良市美術館 (奈良市二条大路南一丁目3番1号 ミ・ナーラ 5階)
- - 休館日: 月曜日 (ただし8月11日の月・祝日は開館、8月12日は休館)
- - 入場料: 無料
この展覧会は、奈良市と奈良市美術館の主催により実現し、多くの教育機関や企業が協賛していることも特徴です。展示を通じて、シルクロードの文化がどのように発展し、私たちの生活に影響を与えたかを学ぶ貴重な機会です。
ワークショップの開催
展示期間中、特別ワークショップも開催されます。以下の2つのワークショップを通じて、シルクロード文化の一端を体験できます。
1. シルクロードの文字をかく
大学生と共に、ペルシャ文字を書いた文字板を使い、自分の名前を組み立てる体験ができます。さらに、シルクロードで使用されていた言語の発音についても学びます。
- - 日時: 8月の毎週土・日曜 午前10時30分~午後4時30分 (随時開催)
2. 木簡の名刺をつくる
木簡に関する話の後、毛筆を利用して木簡名刺を作るワークショップです。
- ①午後1時~2時30分
- ②午後3時~4時30分
- - 対象: 小学生以上 (各24人、申し込み不要、参加無料)
このように、学びと体験が融合した展示会となっており、家族連れや学生にとっても魅力的な内容となっています。皆さんもぜひ、奈良市美術館へ訪れ、シルクロードの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
お問合せ先
奈良市美術館の詳細については、以下の連絡先までお問合せください。