有楽町の音体験
2020-06-03 14:01:33
音の新たな体験を創出する「wall sound」が有楽町で登場
音に包まれる空間体験 "wall sound"
2023年6月5日、東京・有楽町の「micro FOOD & IDEA MARKET」内に、サウンドアーティストのkaito sakumaによるインスタレーション「wall sound」が始まりました。この作品は、視覚的な刺激とは異なる、聞こえない音の世界を探る試みで、訪れる人々に新たな音環境を体感させることを目的としています。
「micro FOOD & IDEA MARKET」は、三菱地所が2019年に開業した施設で、様々な人やアイディアが交差し、その中から新しい価値が生まれることを目指した実験的な空間です。これまで、多様なプロデューサーたちがこの場で様々なプロジェクトを展開してきました。
khaіto sakumaとは?
アーティストのkaito sakuma、別名BATICは、サウンドデザインのスペシャリストであり、様々なインスタレーションや広告、イベントで活躍する音のクリエイターです。彼の作品は「身体で聞く記憶」というコンセプトに基づいており、特に振動や骨伝導を取り入れた音環境のデザインに定評があります。また、彼は認知科学に基づくアプローチを用い、音楽や音環境の構築に挑戦しています。
インスタレーション「wall sound」の魅力
「wall sound」は、スピーカーではなく、実際の壁面の振動を利用して音を生み出す新しい形のインスタレーションです。訪れる人は、空間全体に広がる独特な音の聞こえ方を体感でき、まるで自然の中にいるような感覚を味わうことができます。注目すべきは、時間帯ごとに変化する音源が、居心地の良い音環境を生み出し、より良い体験を提供するという点です。
アーティストのkaito sakumaは「確実に聞こえている音に対しての意識を呼び起こす」という意図を持ってこの作品に取り組みました。彼は、内向きになりがちな現代社会において、聴覚を通じて人々の感覚が解放されることを目指しています。振動する壁面に対峙することで、彼は観客に新たな体験を提供しようとしています。
おわりに
このインスタレーションは、特に個人の体験を重視しており、訪れる人々がそれぞれ異なる形で音の変化を感じ取ることができるよう工夫されています。従来の音の解釈を超えた挑戦であり、アートとしての価値だけでなく、私たちの周囲の環境に対する新たな視点を提供してくれる役割も果たしています。
有楽町の「micro FOOD & IDEA MARKET」で新しい音の体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。詳細情報は公式サイトで確認できますので、ぜひ足を運んでみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社インターローカルパートナーズ
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル1F
- 電話番号
-
03-6206-3196