企業が求める英語力
2021-04-23 14:42:07
多くの企業が求める英語能力とは?新たな調査結果から見える社員のニーズ
企業が求める英語能力とは
日本国内において、半数近い企業が将来的に社員の約30%以上に英語能力を必要とするという調査結果が出ました。今回は、株式会社NEIジャパンと株式会社インフォデザインが実施した企業の英語学習に関するアンケートの結果をもとに、企業が求める英語能力やその背景について考察します。
調査結果の概要
今回の調査は、506名の人事・教育担当者を対象に行われました。英語学習の導入状況や社員の英語能力の現状を把握することを目的として実施されたもので、以下のようなポイントが明らかになりました。
1. 英語が必要な社員の割合 - 英語学習を考慮している企業の約49.5%が、社内の30%以上の社員に英語が必要だと回答。
2. 英語パフォーマンスへの不満 - 社員の英語能力に不満を持つ企業は約53.4%に上り、特に「やや不満」という回答が多く見られました。
3. モチベーションの維持 - 英語学習におけるモチベーション維持のためには、苦手意識を克服し、受講者に合った学習内容を提供することが重要。
4. 評価方法の変化 - TOEICや英検を評価尺度として使う企業は減少傾向にあり、それに代わる評価手法の模索が必要とされています。
英語学習のニーズ
英語必要な社員の割合
調査によれば、約半数の企業が30%以上の社員に英語能力を求めることから、今後のビジネス展開において、英語の重要性が高まっていることが伺えます。特にグローバル化の進行に伴い、海外とのコミュニケーション能力がますます求められるようになっています。業務での英語使用が必要な背景には、国際的な取引や協業、情報共有などが含まれています。
英語パフォーマンスへの不満
現時点での社員の英語能力に対して半数以上の企業が満足していないとの結果も興味深いです。この不満は、英語の能力が業務において成果に結びついていないことを示唆しており、企業の求める英語能力と実際のスキルの間にギャップが存在していることがわかります。
メンタルへのアプローチ
モチベーション維持のためには、まず苦手意識を取り除くことがカギとなります。英語を学ぶにあたって「話すことへの恐怖心」を克服することは、社員にとって非常に重要です。このため、プライベートレッスンや興味に基づく内容のカスタマイズが推奨されます。受講者の関心に合わせた内容をすすめると共に、成長を実感できるような評価やフィードバックも必要です。
評価尺度の変化
TOEICや英検などの伝統的な評価基準の利用が減少している一方で、新たな評価方法を持たない企業が増えている現状は、今後の課題だと言えます。これからの企業には、独自の評価制度やテストを設けることが求められます。これにより、社員のスキル向上を定量的に把握できるような体制を整え、教育プログラムの改善を図ることが必要になるでしょう。
NEIジャパンの取り組み
NEIジャパンは、プロフェッショナル向けの英語学習を提供しており、機械学習エンジンとネイティブスピーカーが連携した独自のメソッドを実現しています。この学習プログラムは、受講者の職業や興味に基づいた内容で構成されるため、個々のニーズに合わせた質の高いレッスンが受けられます。企業向けの導入も進めており、無料トライアルを実施することで、さらに多くの企業にこのプログラムを体験してもらう機会を提供しています。
結論
英語能力の向上は企業において今後ますます求められる要素となってくるでしょう。社員の英語力向上を目的とした学習プログラムの導入と、それに関連するニーズの把握が、企業の成長戦略として非常に重要です。NEIジャパンのように、個々の社員に合ったオーダーメイドの学習方法を取り入れることで、企業全体の英語能力を底上げし、競争力の向上に繋げていけるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社エヌイーアイジャパン
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区八幡通4丁目2−12カサベラFR Ⅱビル10F
- 電話番号
-
090-6558-2221