中古脱毛機の導入実態とサロン経営者の本音
近年、中古業務用脱毛機の導入が注目されています。特に多くのサロンが開業コストの見直しを迫られる中、コスト削減手法としての中古機の活用が増加しています。しかし、本当に経済的な選択として成立するのか、そしてその実態はどうなっているのか、詳細な調査結果をもとに分析します。
調査の概要
株式会社レディーバードが実施した調査では、中古脱毛機を導入したサロン関係者に対して、コスト削減効果や故障の実態についてのアンケートが行われました。今回の調査結果からは、多くのサロン経営者の本音が浮き彫りになっています。
調査概要
- - 対象:サロンオーナー(66%)、店長・マネージャー(30%)など
- - 内容:コスト削減効果や故障の実態
- - 期間:2026年2月6日~2月17日
中古脱毛機のコスト削減効果
調査結果によると、中古脱毛機を導入したサロンのうち58%が「40〜59%のコストダウン」に成功しているとのことです。特に新品価格と比較して、かなりの特典を得たという意見が多数確認されました。ただし、驚くべきことに「価格があまり変わらなかった」との回答は0%でした。このことからも、価格優位性が明確に存在していることがわかります。
一方で、注意すべき点がいくつかあります。かさむ請求額の背景には、減価償却や使用年数の経過による内部パーツの劣化、またメーカー保証の切れといったリスク要因があるためです。これらは使用時の運用リスクとして無視できない要素といえます。
故障の実態
次に、中古脱毛機の故障実態について見てみましょう。68%の経営者が導入から「6ヶ月以内に故障が発生した」との回答をしています。詳細な内訳では、導入から1ヶ月以内に故障が発生した場合が4%で、1〜3ヶ月の間に最初の不具合を経験したサロンが28%、3〜6ヶ月以内に故障があったという意見が36%でした。これは中古機に関連する内部ダメージや経年劣化が影響している可能性が高いと考えられます。
失敗や不具合によって生じる修理費や営業停止のリスクは、サロン経営者にとって大きな障害となります。そして、故障により発生する機会損失は賢明に検討されるべき項目です。嬉しいことに、20%は「故障なし」との回答もあり、整備状態や使用頻度によってはしっかりと運用できているサロンも存在しているようです。
新機導入時の選択肢
次に、調査において「次回の業務用脱毛機を導入する際の方法」を尋ねたところ、78%の回答者が新品を選ぶと答えていました。具体的には、新品購入が24%、新品のレンタル・リースが54%。対して、再度中古を選ぶとしたのは22%に達しませんでした。このことから、中古機によるリスクをしっかり認識していることが伺えます。
安定して稼働する機械を望む経営者が多く、価格のみでは比較困難な決断となっているのが現実です。つまり、初期投資を抑えられるメリットと、故障率の高さと修理費の増加リスクとのジレンマが生じていると言えます。
まとめ
今回の調査結果をまとめると、58%のサロンが導入することで40〜59%のコスト削減に成功している一方で、68%が導入から6ヶ月以内に故障を経験しているという実態が浮き彫りになりました。これにより、経済的選択が果たして本当にメリットがあるのかは、単なる本体価格の安さだけでは判断できないということが示唆されます。
したがって、価格面以外にも整備履歴、保証内容、部品供給状況など、トータルコストを見極めた判断が必要であることが明確になりました。
詳しい調査結果については、オウンドメディアをご覧ください。今後のサロン経営に役立つ情報をお届けします。