GMOトラスト・ログインとfreeeの画期的な連携
2025年7月2日より、企業向けシングルサインオンサービス「GMOトラスト・ログイン」とフリー株式会社が提供する統合型クラウドERPの各種サービスがSAML認証を通じて連携を開始します。この連携により、企業はSaaSの利用における認証管理の課題を解決しつつ、バックオフィス業務の効率化とデータセキュリティの強化を図ることができます。
認証管理の重要性
クラウドサービスの利用が進む現代において、業務の効率化が求められる一方、セキュリティリスクの管理も重要な課題です。freeeが提供する「freee会計」や「freee人事労務」は、業務の一元化を実現することにより企業の生産性の向上に寄与していますが、これらのサービスには機密性の高いデータが含まれています。
特に、人事システムのアクセス情報が漏洩することは、給与情報や評価結果、さらには個人のマイナンバーへの不正アクセスにつながる恐れがあります。このような情報漏えいは、重大なコンプライアンス違反を引き起こす可能性があり、企業の信用を失う要因となります。また、訴訟リスクや人材流出、株主からの信頼低下といった深刻な経営リスクを引き起こしかねません。そのため、認証基盤の強化は企業価値を維持するために不可欠です。
GMOトラスト・ログインの特長
「GMOトラスト・ログイン」は、複数のシングルサインオン方式に対応し、SAML2.0のプロトコルに基づいたフェデレーション方式のシングルサインオンを提供しています。加えて、フェデレーション方式に非対応なWebシステムやクラウドサービスのIDパスワード情報を管理し、代理入力を実行することによるログイン作業の工数削減も可能です。これにより、業務に関するシステムへのログインを広範囲にカバーします。
さらに、多要素認証やアクセス制限機能を提供し、セキュリティを強化しつつ、第三者からの不正アクセスを防止するための信頼性向上につなげています。ゼロトラスト時代において、多層的なセキュリティの強化が求められていますが、これを実現するための重要な機能をGMOトラスト・ログインは備えています。
SAML認証導入による効率化
今回のfreeeプロダクトとの連携により、企業は認証プロセスを統一し、アクセス管理を強化することが期待されます。シングルサインオンを導入することで、パスワードの使い回しや手入力によるヒューマンエラーリスクを大幅に低減し、ログインの利便性も向上。バックオフィス業務のさらなる効率化を実現します。
まとめ
GMOトラスト・ログインとfreeeプロダクトの連携は、企業におけるセキュリティと業務効率の両立を担う重要なソリューションであり、認証管理の主要課題を解決する価値ある選択肢を実現します。是非この機会に、企業の安全な業務環境を構築してみてはいかがでしょうか。詳細な設定方法については、以下のURLからご確認ください。
freee株式会社について
クラウドサービスを通じて企業のバックオフィス業務の効率化を支援するfreee株式会社は、会計や人事労務をはじめとする多様なサービスを提供します。業務プロセスの一元管理や自動化により、企業の生産性向上と迅速な経営判断を実現しています。
今後もバックオフィス業務のスマート化を通じて、企業の価値向上をサポートしていくことを目指します。