登山アプリの新時代
2025-08-28 12:50:48

KDDIの新サービスで登山アプリが進化!遭難対策がさらに強化される未来とは

KDDIの新サービスが登山界に与える影響



最近、登山アプリとして高い評価を受けている『ヤマレコ』が、KDDIの提供する衛星通信サービス『au Starlink Direct』と連携したというニュースが飛び込んできました。この提携により、登山者が圏外の山間部でも通信が可能となり、遭難時の位置確認が簡単になるとのことです。その背景には、近年の登山活動の普及とともに、スマートフォンを利用した登山アプリの重要性が増しているという現実があります。

1. 登山アプリの普及と遭難対策の進化



登山中のスマートフォン使用はもはや常識となり、多くの登山者が地図アプリを利用しています。事前に地図を端末にインストールしておけば、GPSを通じて現位置を把握できるため、道迷いによる遭難が減少しています。この傾向は、警察庁の統計でも登山による遭難件数が減少していることからも確認できます。

ヤマレコは単なるアプリではなく、ICT技術を駆使した多様な遭難対策を展開してきました。特に、家族が登山者の位置をリアルタイムで把握できるアプリ『いまココ』や、捜索支援アプリ『SAGASU』などのサービスが有効に機能しています。また、圏外でも家族が救助要請の意思を伝えられる『緊急SOS』機能も、登山者の安全を支える重要な要素です。

2. 通信圏外における課題



しかし、依然として問題は存在します。特に通信圏外の地域にいる登山者が意識を失った場合、スマートフォンを操作できず、SOSを発信することが不可能になります。このような状況では、遭難者の位置を特定するのが極めて困難であり、救助活動が遅れる要因となります。これまでの登山アプリの利点を活かしつつ、電波の届かない山中での迅速な通報を実現する手段が求められてきました。

3. 『au Starlink Direct』の導入



そんな中、KDDIが新たに『au Starlink Direct』を発表しました。このサービスによってヤマレコアプリは、圏外であっても位置情報を自動的に送信できる機能を得ることができました。これにより、登山者が意識を失っても、スマートフォンから位置情報が発信され、迅速な救助が可能になるのです。さらに、通信ができるようになったことで、登山中の位置共有や未ダウンロードの地図表示、ルート変更、天気予報の確認が可能になります。

4. 家族の安心を支える『いまココ』



また、同時に『いまココ』アプリの利用範囲も広がることになります。これにより、家族は登山者が計画通りに行動しているか確認でき、不安を軽減して登山を見守ることができるようになります。特に、家族自身が『au Starlink Direct』対応の機種を持っている場合、どこからでも登山者の位置情報を把握することができます。

まとめ



2025年8月28日から、ヤマレコアプリ及びいまココアプリが『au Starlink Direct』に対応したことで、登山の安全性と利便性は飛躍的に向上しました。今後の登山業界の変化に期待が寄せられます。登山者だけでなく、その家族にとっても、安心して山を楽しむための心強いインフラが整い始めたと言えるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ヤマレコ
住所
長野県松本市庄内1-8-12 1F
電話番号

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サードペディア百科事典: KDDI ヤマレコ au Starlink Direct

Wiki3: KDDI ヤマレコ au Starlink Direct

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