茨城県立鹿島高校がNeatによる遠隔授業を導入
2023年10月2日、茨城県立鹿島高等学校(以下、鹿島高校)は、ビデオ会議デバイスのプロバイダーであるNeatframe株式会社が提供するNeatデバイスを導入したことを発表しました。この取り組みは、文部科学省が支援するDXハイスクールの一環として行われ、未来を見据えた人材育成を目指しています。
DXハイスクール認定校の意義
鹿島高校は「自治・勤勉・快活」を教育方針に掲げ、特に理数系教育に力を入れてきました。最近では、DXハイスクールとして認定され、これまで以上に高度な授業内容を柔軟に提供できるようカリキュラムを拡充しています。さらに、茨城大学工学部からの講師を招き、最新の研究動向を取り入れることで生徒の学習意欲を高めています。筑波大学の吉瀬章子教授によるオンライン授業も予定しており、多彩な学びのスタイルが実現されています。
Neatの選定理由
鹿島高校が選定したNeatデバイスは、複数のビデオ会議システムの中から比較検討を行った結果、導入が決まりました。選ばれた理由には、以下のポイントがあります。
- - 直感的な操作性: PCやアプリを立ち上げることなく、シンプルな操作でスムーズに利用できる特性が高く評価されました。
- - 高い音質と信頼性: 特にダブルトークの際でも明瞭な音質が保たれ、カメラと音声のクオリティが非常に良いとされています。
- - ケーブルの整頓: 周辺機器が少ないため、管理が楽でリスクも低く、誤操作が起こりにくい構造です。
これらの特性により教職員からの支持が集まり、実際の導入に至りました。
校長の期待の声
小沼浩幸校長は、Neatデバイスの導入を契機に、遠方の大学や研究機関との連携が進むことを期待しています。遠隔授業環境の整備によって、茨城県のDXハイスクール間での円滑な授業実施が可能になると考えているようです。校長は次のようにコメントしています。
>「Neatデバイスの導入により、セットアップと操作がとても簡単で、先生方も利用しやすくなります。これによって、遠方の大学との連携を強化し、滋賀県内のDXハイスクール間での遠隔授業も円滑に実施できると思います。」
Neatについて
Neatframe Ltd.はノルウェーのオスロで2019年に設立されたビデオテクノロジー企業です。彼らが提供するクラウドベースのビデオ会議デバイスは、現代のワークプレイスにおける会議をスムーズにするための先進的な環境を提供します。特に、Microsoft TeamsやZoomなどとシームレスに連携できる点も大きな魅力です。日本法人は2021年に設立され、現在ではさまざまな業種に導入されています。
詳しくは、
Neatの公式ウェブサイトをご覧ください。