第35回 川西市都市緑化祭と阪急バスグループ お客様感謝Day2024
兵庫県川西市で10月26日、自然と交通の豊かさを楽しむ二つのイベントが同時に開催されました。花と緑にあふれる都市を目指す「第35回川西市都市緑化祭」と、阪急バスグループによる地域への感謝を示す「お客様感謝Day2024」です。
イベントは、キセラ川西せせらぎ公園で実施され、市民と観光客が一同に集まる素晴らしい機会となりました。緑化祭は、川西市が毎年10月に行われる都市緑化月間にちなんで行われ、市民が緑化の重要性を理解し、楽しむ場を創出することを目的としています。
開催の背景と内容
今年で35回目を迎えるこの祭りは、地元の造園組合や商工会などの協力を得て実施されています。会場では、参加者が丁寧に育てたりんどうや山野草の展示が行われ、さまざまな趣向を凝らしたブースが設けられました。
特に注目されたのは、「緑のフリーマーケット」です。市民が自ら育てた花や植木を販売し、お客さんはその価格を自分で決めるという新しい形のマーケットが盛り上がりを見せました。また、子どもたちが緑に興味を持つきっかけとなるよう、オリヅルランを使用した苔玉づくりのワークショップも好評でした。
更に、兵庫県緑化推進協会の協力により、200円以上の募金を行った方々にはチューリップの球根つかみ取りやリンドウの苗がプレゼントされ、参加者は実際に育てることで緑化への意識を高めることが期待されました。
阪急バスグループのお客様感謝Day
同じ日程で行われた「お客様感謝Day2024」は、阪急バスが日頃の利用客への感謝を示すイベントで、今年で15回目となります。トムとジェリーとのコラボレーション企画として、特製のラッピングバスも展示され、子どもたちに大人気でした。
さらに、小学生以下の家庭には、阪急バスのカラーをあしらったミニバスが会場内を無料で走行し、親子連れが長い列を作って楽しんでいました。他にも、バス会社のオリジナルグッズの販売や、両イベントを周るスタンプラリーも行われ、来場者を楽しませました。
また、公共交通の利用促進を目的に、公共交通機関を利用して来場した方々には無料の乗車券も配布され、多くの人々がイベントに集まりました。
家族連れや高齢者も楽しむひととき
両イベントは、市民や地域の企業、団体が連携して開催され、多世代にわたる人々が楽しむ場となりました。緑化推進や公共交通利用促進を兼ねた祭りは、多くの参加者にとって有意義な体験を提供し、地域の絆を一層深めることに寄与しました。
今後も川西市のこのような取り組みが、地域の発展に繋がっていくことが期待されます。