第57回紀州おどり「ぶんだら節」が進化を遂げる!
和歌山市の夏の風物詩、第57回紀州おどり「ぶんだら節」が、今年も開催されることが決定しました。近年の猛暑を意識して、祭りの開始時間が例年より40分遅く設定されることになりました。これにより、参加者たちはより快適に踊りを楽しむことができるようになります。
新たに登場する「輪踊り前夜祭」
今年の目玉は、開幕前夜に開催される「輪踊りイベント」です。これは、来場者がやぐらを囲んで共に踊るアクティビティであり、祭りの雰囲気をさらに高めるものとなっています。このイベントは令和7年8月1日(金)の午後6時30分から8時30分まで、和歌山城西ノ丸広場で行われます。
本祭の概要
本祭は令和7年8月2日(土)に開催され、午後5時30分から9時20分まで和歌山城周辺で行われます。主催は和歌山市と和歌山市紀州おどり実行委員会で、地域の皆さんが協力してこの伝統的な祭りを支えています。
参加連と大名行列の募集
街頭踊りを彩る「参加連」を募集します。10人以上で構成される参加連は、5月30日(金)から6月20日(金)まで募集中です。また、伝統的な「大名行列」も復活します。今年は、江戸時代の紀州藩主や御駕籠之者の衣装を着て、大名行列の一部を実演する参加者を募集します。この衣装や道具は、紀州徳川家にまつわる歴史資料を基に制作されています。
参加者募集の詳細
大名行列への参加は、一般と親子での参加を受け付けています。一般参加は身長155cmから185cmの方、定員は20名で参加費は2,000円です。親子参加は、小学生1人と保護者1人の2人1組で、参加費は4,000円です。子供用の衣装サイズは身長120cmから150cm程度が目安とされています。参加申し込みは、6月1日(日)から6月29日(日)までで、予約フォームからの抽選制となります。
まとめ
毎年多くの人々が集まる紀州おどり「ぶんだら節」は、伝統を守りつつも進化を続けています。輪踊り前夜祭など新たな取り組みによって、祭りの楽しみ方が広がっています。ぜひこの機会に参加して、和歌山の夏祭りを体験してみてはいかがでしょうか。