富山県氷見市が誇る「昆布〆」文化を首都圏に紹介するためのイベント、「第4回ひみ昆布〆サミットin首都圏」が2024年10月7日から11月22日まで開催されます。このイベントは、氷見の豊かな食文化を広めることを目的にしており、首都圏の参加店舗でオリジナルの昆布〆料理が楽しめる機会となっています。
氷見市は、江戸時代から北前船の寄港地として知られ、海と山に恵まれた環境で新鮮な食材が揃います。その中で、特に昆布〆は独自の調理法として発展し、魚の水分を取り除くことで保存性を高めるだけでなく、昆布の旨味を引き出して素材本来の味を楽しむ方法としても高く評価されています。家庭料理としても広く親しまれる現在の昆布〆は、飲食店でも新たなメニューとして進化を遂げているのです。
今年のサミットでは、参加する17店舗がそれぞれの創意工夫を凝らしたオリジナル昆布〆料理を考案し提供します。来場者は料理を味わった後にアンケートに答え、その評価によってグランプリやその他の賞が決まります。受賞メニューは、サミット終了後の12月6日に発表される予定です。
イベントに参加する店舗は、氷見の食材を使用することに意欲を持ち、地域の文化をプロモートする姿勢が求められています。このように、参加店舗は氷見の食材を通じた交流や情報発信の場ともなります。店舗間での競争を通じて、昆布〆料理の認知度がさらに広がること間違いなしです。
また、本サミットの一環として公開される情報誌「web冊子ヒミビミvol.5」では、各店舗の紹介やユニークな昆布〆料理の特集が組まれ、さらに関心を寄せることができるようになります。公式SNSでの情報発信も行われているため、最新情報をチェックしながら楽しむことができます。
氷見市自体も食文化だけでなく、観光名所や温泉、自然の美しさが魅力的です。日本海に面する豊かな漁港では、多種多様な魚介が水揚げされ、特産品が多数存在します。そんな氷見の魅力を存分に味わえるイベントを是非ご利用ください。食文化を楽しむだけでなく、氷見市の魅力を発見し、関係人口が増えるきっかけになることでしょう。