化粧品販売員が選ぶアイメイクアイテムの傾向
有限会社ローヤル化研が、化粧品販売員として働く女性を対象に「アイメイクアイテムの選び方」に関する調査を実施しました。この調査からは、化粧品のプロがどのようにアイメイクアイテムを選んでいるのか、その実態が浮かび上がってきました。
調査の背景
新型コロナウイルスの影響でマスク着用が普及し、目もとを強調するアイメイクの重要性が増しました。我々は、コロナ禍でのアイメイクへの関心が現在も根強いことを考慮して、化粧品販売員に対する調査を行うことにしました。目もと専用ブランド「Eyelist」を展開するローヤル化研は、この調査の実施を決定しました。
調査結果の概要
調査は2024年7月22日から7月30日にかけて行われ、179名の化粧品販売員に回答を得ました。以下に主要なポイントをまとめます。
アイメイクアイテムの普段使い
最も多く使用されているアイメイクアイテムは、「アイシャドウ」(84.9%)で続いて「アイブロウ」(79.9%)、「マスカラ」(77.1%)、「アイライナー」(75.4%)となっています。これらの結果から、化粧品販売員が日常的に複数のアイメイクアイテムを使っていることが明らかとなりました。
価格帯の選定
アイメイクアイテムにかける予算については、ほとんどの回答者が「1,000円~2,000円」と答えており、次いで「2,000円~3,000円未満」や「3,000円~5,000円未満」が続きます。多くの販売員はリーズナブルなアイテムを選んでいることがわかります。
アイメイク選びの基準
アイメイクアイテムを選ぶ際の重要なポイントについては、「発色」が58.7%で最も高く、次いで「使用感」が51.4%、「崩れにくさ」が47.5%と続きます。販売員はブランド名や流行よりも、実際の使い勝手を重視していることが特徴的です。
情報収集の手段
アイメイクアイテム選びでの情報源については、最も多くの販売員が「SNSの投稿」(48%)を参考にしていると答えました。化粧品業界に関する情報はSNSからの影響を強く受けていることが分かります。
購入頻度
アイメイクアイテムの購入頻度を尋ねると、約75%の化粧品販売員が「3ヵ月に1回以上」購入していることが分かりました。中でも、49.7%は「2~3ヵ月に1回以上」の購入を行っています。
まとめ
今回の調査により、化粧品販売員の多くが普段から複数のアイメイクアイテムをリーズナブルな価格帯で使用している実情が明らかとなりました。また、アイメイクアイテム選びでは「発色」「使用感」「崩れにくさ」が重視され、情報源としてはSNSが最も多く利用されていることが確認されました。この調査は、化粧品販売員がアイメイクアイテムを選ぶ際の基準や傾向を理解するための重要なデータを提供しています。
会社情報
有限会社ローヤル化研は、東京都品川区に本社を置き、アイメイクブランド「Eyelist」を展開しています。化粧品の企画から販売まで行っている本社で、”ありのままのキレイ”をテーマに、さまざまな商品を提供しています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。