2025年金融機関の監査高度化に関する重要セミナーを開催

金融機関の内部監査を見直す重要な機会

2025年8月6日（水）、株式会社セミナーインフォが主催する「金融機関の内部監査高度化に関する懇談会「報告書(2025)」の解説」が開催されます。このセミナーは、金融機関における内部監査の現在の課題と、その改善策に焦点を当てています。特に、金融庁からの最近の報告書に基づいた具体的な対応策が議論される予定です。

セミナーの背景

金融庁は2019年に「現状と課題」を発表し、それ以来、金融機関における内部監査の高度化が急速に進行しています。しかし、その情報の解釈の誤りから金融庁の期待に応えられない金融機関も存在することが問題視されています。この懇談会は、そのような状況を踏まえたもので、2025年6月20日に公表された報告書を基にしています。このセミナーでは、報告書の内容を正確に理解し、金融庁の視点を踏まえた自機関の内部監査の対応を考える機会を提供します。

講演内容

セミナーでは、PwC Japanのシニアマネージャー小林康宏氏が講師を務めます。講演の主な内容は以下の通りです：

1. 段階別評価の再定義・明確化の背景
金融庁の問題意識について、どのように段階別評価が再定義されたかを解説します。

2. 各段階の再定義・明確化
- 第一段階(Ver.1.0)
- 第二段階(Ver.2.0)
- 第三段階(Ver.3.0)
- 第四段階(Ver.4.0)

3. 目指すべき段階の設定
経営陣や内部監査部門が依拠すべき段階を具体的に示します。

4. 内部監査高度化に向けた金融庁の期待
- 経営陣の支援
- 内部監査部門への要求事項

5. 小規模金融機関の高度化対応の方向性
小規模金融機関が直面する課題とその解決策。

6. レポートを踏まえた内部監査部門の対応事項
実際に適用可能な対応例について説明します。

7. 質疑応答
参加者からの疑問に直接お答えするセッション。

このセミナーは、金融機関の内部監査に携わる方々にとって、実務に役立つ情報が盛りだくさんです。