琵琶湖の水中遺跡発見100周年講演会
令和6年(2024年)12月8日、滋賀県で特別なイベントが開催されます。この日は、長浜市に位置する葛籠尾崎湖底遺跡の発見から100年を迎え、その記念として講演会と展示が行われるのです。琵琶湖に点在する数多くの水中遺跡に焦点を当て、この歴史的な遺産を広く知ってもらうための貴重な機会です。
講演会の詳細
講演会は、長浜市の湖北文化ホールにて開催され、当館の専門家である琵琶湖博物館の妹尾裕介主任学芸員が講師を務めます。具体的には、12時30分から会場が開放され、13時30分からは「湖底遺跡(水中遺跡)の謎に迫る」というテーマで講演が行われます。定員は250名ですが、先着制のため、関心のある方はお早めにお越しいただくことをお勧めします。
参加方法と料金
この講演会は、なんと無料で参加可能です。予約は必要ありませんが、早めの来場をお勧めします。文化ホールの住所は、長浜市湖北町速水2745です。交通手段や周辺の案内もぜひチェックして、当日を楽しみにしてください。
見どころと関連展示
さらに、講演に合わせて開催日当日は葛籠尾崎湖底遺跡資料館がオープンしており、電話予約なしで観覧することができます。開館時間は9時から16時までで、お好きな時間に訪れられます。また、江西地区の大津市粟津湖底遺跡や長浜市塩津港遺跡の出土品が展示される特別企画も実施されており、12月7日から15日までの間、湖北文化ホールで見ることができます。
地域の文化と遺産を知る
滋賀県には、湖底遺跡に関する詳細な情報を掲載したパンフレットが用意されています。この資料は滋賀県文化財保護課が制作したもので、琵琶湖に関心のある方にとって大変有益な情報源となるでしょう。興味がある方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れてみてください。
講演会や展示に関する問い合わせは、滋賀県文化スポーツ部文化財保護課までご連絡ください。電話番号は077-528-4674、FAX番号は077-528-4956、メールでもお問い合わせが可能です。
まとめ
琵琶湖の水中遺跡発見100周年という特別な日を記念して行われるこの講演会は、湖底遺跡の歴史とその魅力を深く理解する絶好のチャンスです。専門家の話を聞き、湖底に眠る歴史的な遺産とその背景について学ぶことができる貴重な機会をお見逃しなく。