アートで探索する自由が丘
2018-03-07 18:00:01

自由が丘の未来をアートの力で切り拓く新プロジェクト

自由が丘は、90年前に東急東横線の駅、九品仏前駅(現在の自由が丘駅)が開業されたことにより、新たな歴史を刻みました。昭和初期には多くの文化人が居住し、戦後は駅前に商業施設が次々と誕生し、今では日本最大級の商店街として知られるようになりました。

30年前に打ち出された「コミュニティ・マート構想」は、地域の未来図を示し、自由が丘はさらなる発展を遂げてきました。現在、この街は「自由が丘100年~」という新たな節目に立ち、街の形を見直す必要があります。特に駅前地区では地区計画が進められようとしており、未来の自由が丘はどのように発展していくのか注目されています。その一環として、アートとデザインを通じて市民に新たな視点を提供する「自由が丘×東京藝大アート&デザイン・プロジェクト」が始まります。

このプロジェクトは、戦後の発展の中で必ずしも文化的な発信ができなかった自由が丘の現在を俯瞰し、ハード面とソフト面から研究を行うものです。そして、地域の活性化をアートの力で進めることが目的となっています。

プロジェクトの見どころ



ボラードペインティングパフォーマンス

開催日: 2018年3月17日(土)12:00~14:00
場所: 野村證券自由が丘支店エントランス
東京藝大学の学生たちによる、12本のボラードを利用したペインティングパフォーマンスが予定されています。アートで街を彩る試みの一つです。

猫のある街展

開催期間: 2018年3月17日(土)~2018年4月19日(木)15:00
自由が丘内の14の金融機関と協力し、東京藝大彫刻科・北郷研究室の学生によって制作された猫の彫刻を、エントランスやロビーに展示します。この展示は、自由が丘の気品ある街並みと親しみやすさを兼ね備えた「猫のある街」をテーマにしています。

街のアートを考えるシンポジウム

日時: 2018年3月31日(土)13:00~
場所: 野村證券自由が丘支店地階ホール
パネリストには、歌手で画家の八代亜紀氏、東京藝大学教授の北郷悟氏と清水泰博氏、自由が丘商店街振興組合の前理事長である岡田一弥氏が参加し、それぞれの視点から自由が丘のアートについて意見を交わします。

アクセス


自由が丘駅から徒歩3分。東京都目黒区自由が丘2-10-9に位置し、公共交通機関からのアクセスも簡単です。

このプロジェクトは、都市再生法人㈱ジェイ・スピリットが主催し、東京藝術大学の各研究室と自由が丘商店街振興組合が共催しています。地方創生や文化的活動を通じた地域の活性化が、多くの人々に広がることを期待しています。自由が丘の未来を一緒に描いていくこの取り組み、ぜひご注目ください。

会社情報

会社名
自由が丘商店街振興組合
住所
東京都目黒区自由が丘1-29-16自由が丘会館4F
電話番号
03-3717-4541

トピックス(地域情報)

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