テュフズードジャパンがFime Japanにキャッシュレス事業を譲渡
国際的な認証取得機関であるテュフズードの日本法人、テュフズードジャパン株式会社は、キャッシュレス決済関連業務をFime Japanに譲渡することを発表しました。この譲渡は2024年8月1日に実施される予定です。
株式会社テュフズードジャパンは、東京都渋谷区に本社を置き、EMVCoや主要な国際カードブランドから認定を受けた試験機関として、ICカード、スマートデバイス、決済端末、システムに関する様々なサービスを提供してきました。テュフズードは150年以上の歴史を持つ企業で、医療機器や自動車、食品など、さまざまな業界における安全性と信頼性を支えてきました。
譲渡先のFime Japanは、東京都港区に本社を構え、クレジットカードをはじめとする決済関連技術やNFC関連技術のテストソリューションを提供する企業です。Fime Japanは国内外で幅広いサービスを展開し、キャッシュレス決済の分野においても専門的なノウハウを持っています。
テュフズードジャパンによれば、今回の事業譲渡はテュフズードグループ全体における事業の選択と集中の一環であり、キャッシュレス決済関連サービスを提供する顧客及びチームの事業継続性を確保するために不可欠な判断だったとのことです。
この譲渡により、テュフズードジャパンは他の事業分野にリソースを集中させ、新たな成長戦略を進める意向を示しています。特に、サイバーセキュリティやAI関連のサービス強化にも注力していく見込みです。
テュフズードジャパンは、これまでの豊富な経験と専門知識を持つチームを基に、引き続き安心・安全な製品とサービスの提供に努めていくとしています。新しくFime Japanに移る仲間たちも、これからのキャッシュレス社会に向けたイノベーションの推進に大きな役割を果たすことになるでしょう。
この事業譲渡に関する詳細は、テュフズードジャパンの公式ウェブサイトまたはマーケティング部門までお問い合わせください。企業の進化と成長を支えるための新たなステップとして、今後の展開が楽しみです。