アクアリングとJenerate Group、業務提携で新規事業創出へ
2025年6月、株式会社アクアリング(愛知県名古屋市)とJenerate Group(東京都渋谷区)は、東海エリアにおける新規事業の創出を目的とする業務提携を発表しました。この提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、地域発のイノベーションを加速させることを目指します。
提携の目的と背景
アクアリングは、中京テレビグループのネットワークを背景に、新規事業の実行力を持ち、地域に密着した共創を行ってきました。一方、Jenerate Groupは、海外のスタートアップとの豊富なネットワークを活用し、日本市場向けのビジネスモデルの最適化を行ってきました。この二つの力を結集することで、地域企業の新規事業や自治体施策の具体化を推進していく狙いです。
具体的な取り組み
提携に基づく取り組みは多岐にわたりますが、以下の4つに特に焦点を当てています。
1.
新規事業創出: 北米を中心としたスタートアップの成功事例を参考に、日本市場に適したビジネスモデルを開発。
2.
共創フィールドの設計: 東海圏の企業や自治体向けに、実証フィールド(PoC)の設計・運営を行い、企業が革新的なアイデアを実際に試す機会を創出。
3.
投資機会の提供: 海外投資を含むCVC部門・新規事業のソーシング機能をサポートし、地域経済の発展を促進。
4.
ローカライズ支援: 海外スタートアップの日本市場参入を支援し、その販売体制の構築を行います。
期待される効果
アクアリングの強みである新規事業実装力や地域連携基盤を活用し、これにJenerate Groupの豊富なスタートアップ知見が加わります。これにより、都市や地域を起点としたリアルな共創の場が具体化し、全国に展開可能なビジネスモデルを構築することが期待されています。
代表者のコメント
アクアリングの代表取締役社長、茂森仙直氏は、「今回の提携により、私たちが築いてきたネットワークとJenerateの知見が融合し、新たなイノベーションの創出が期待されます」と述べています。また、Jenerate Groupの代表取締役二ノ宮尉氏は、「このフィールドを活用することで、企業や自治体との新規事業の連携がさらに進展すると確信しています」と期待を寄せました。
今後の展開
両社は「地域×グローバル」「共創×実装」をテーマに、次世代産業の成長を目指していきます。特に、海外スタートアップの知見を地域産業に伝えるイベントの開催も予定しており、企業や自治体からの参加も歓迎しています。新しい価値創造のために、地域と世界の架け橋となるこの業務提携から目が離せません。
会社概要
株式会社アクアリング
所在地: 愛知県名古屋市中区栄三丁目19番8号 栄ミナミ平和ビル6・7階
代表者: 茂森仙直
事業内容: デジタルコミュニケーション戦略、コンテンツ企画・開発
公式サイト
Jenerate Group株式会社
所在地: 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル12F
代表者: 二ノ宮尉
事業内容: ジャパンエントリー事業、新規事業コンサルティング
公式サイト
お問い合わせ先:
株式会社アクアリング 吉村
TEL:(052)249-7700
Email:
[email protected]