住友林業の挑戦
2025-05-01 10:11:18

住友林業が発表した「サステナビリティレポート2025」の魅力に迫る

住友林業が発信する持続可能な未来へのビジョン



住友林業株式会社が4月30日に公開した「サステナビリティレポート2025」は、持続可能で豊かな社会の実現を目指す同社の活動を網羅的に報告しています。このレポートは、投資家や幅広いステークホルダーに対し、企業が取り組んでいるサステナビリティ活動の実績を明確に示すものです。

統合的なサステナビリティのアプローチ



「サステナビリティレポート2025」では、長期ビジョンである「Mission TREEING 2030」に基づき、特定した9つの重要課題の数値目標や、2024年度の実績、さらには事業連動の取り組みが紹介されています。特にこのレポートの全体テーマとなるのは「飛躍的成長に向けた改革と具現化の3年」で、2025年から始まる中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase2」(2025〜2027年)で掲げる目標達成に向けた具体的なアクションが強調されています。

事業とESGの一体化に向けた努力



住友林業は、企業の活動が環境・社会に与える影響を重要視し、ESG(環境・社会・ガバナンス)と事業のより強固な一体化を目指しています。この目的のため、各組織は取り組むべき数値目標を設定した「中期経営計画サステナビリティ編」を策定し、達成に向けた具体的な行動を進めています。

ネイチャーポジティブの重要性



長期ビジョン「Mission TREEING 2030」というビジョンの中では、森や木の価値を最大限に生かし、脱炭素やサーキュラーバイオエコノミーの確立を目指しています。加えて、生物多様性保全に対する関心の高まりを受け、ネイチャーポジティブの実現に向け、情報開示にも力を入れていることが伺えます。2024年の報告では、自然への依存や影響、リスクを分析する「LEAPアプローチ」を採用し、全社横断的な課題と対応策を提示しています。

未来へ向けた具体的な取り組み



2025年版では、自然関連課題への対応に関して、さらに強化された開示が行われる予定であり、具体的な行動目標を設定し社内体制を整える計画が進められています。このように住友林業は、未来に向けた実現可能な道筋を描いているのです。

公開情報と今後の展開



レポートの概要

  • - 対象期間:2024年1月~2024年12月
  • - 対象組織:住友林業及びその連結子会社、一部の持分法適用会社
  • - 公開方法:住友林業のホームページにて
  • - 第三者保証機関:KPMGあずさサステナビリティ株式会社

また、7月にはダイジェスト版冊子やPDF版も発行される予定です。さらに、長期的な企業価値向上に向けた取り組みとして、非財務面の情報を含む統合報告書も予定されています。

住友林業は、2030年というSDGs目標年に向けて、持続可能な社会に貢献し、企業価値の向上を通じて、より良い未来を目指す努力を続けていきます。


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