宮崎市が企業版ふるさと納税を支援するプレゼン開催
宮崎県宮崎市は、企業版ふるさと納税分科会「地域別マッチング会」に参加し、地域の魅力や取り組みを企業向けにプレゼンテーションを行います。このイベントは、内閣府地方創生事務局との共同開催で、オンラインでの実施となります。多様な取り組みが紹介され、企業との連携が期待されています。
プレゼンテーションの概要
開催は令和6年12月19日(木)の予定で、時間は以下の通りです。
- - 10:20-10:30 学びの多様化学校の設置
- - 14:20-14:30 G7宮崎農業大臣会合を踏まえたみどり農業の取組
- - 15:10-15:20 オープンシティの推進
このプレゼンテーションでは、宮崎市が企業版ふるさと納税を活用し、さらに地域の活性化と地方創生を図るための具体的な施策が発表されます。企業の皆様は、オンライン参加を通じて宮崎市の取り組みに触れ、興味を持つ機会となるでしょう。希望される企業には、同日中に宮崎市とのコミュニケーションの場も設けられます。
学びの多様化学校の設置
特に注目されるのが、「学びの多様化学校」の設置です。この学校は、不登校の子どもたちに配慮した教育課程を実施し、文部科学省からの指定を受けています。全国で増え続ける不登校児童生徒数に対し、宮崎市も積極的な支援を展開することを目指しています。
不登校児童生徒数は令和4年度に初めて1,000人を超え、教育現場には新たなアプローチが求められています。学びの多様化学校は、生徒が自分のペースで学ぶことができる安全な場を提供し、心の安定を促す新しい教育のモデルとなることでしょう。
G7宮崎農業大臣会合を受けた農業の取り組み
また、G7宮崎農業大臣会合で採択された「宮崎アクション」に基づいた、持続可能な農業の取り組みも紹介されます。宮崎市は、「日本一の有機の街」を目指し、有機農業や特別栽培を推進しており、地域の食料システムの持続可能性を向上させるための努力を続けています。企業版ふるさと納税を通して、農業の発展に寄与することも期待されています。
オープンシティの推進
さらに、宮崎市は市制100周年を迎え、今後の持続可能な発展のために、「オープンシティ」を推進しています。新たに設立される一般社団法人宮崎オープンシティ推進協議会(MOC)は、地域内外の交流促進や地元企業のイノベーション創出を目指し、協力の場を設けることで、地域経済の成長を図るというビジョンを掲げています。
各事業が新しい価値を生み出す環境を整えることで、次世代が幸せに暮らせる地域づくりに貢献することが狙いです。
参加方法
参加希望の方は、以下の申込フォームより登録が必要です。定員は300名となっていますので、早めの申し込みをお勧めします。
申込フォームはこちら
申込締切は令和6年12月16日(月)の15:00です。
このマッチング会が、宮崎市の魅力と取り組みに興味を持つ企業との新たな出会いと連携につながることを期待しています。皆様のご参加をお待ちしております。