中古オフィス家具動向
2024-12-24 09:22:41

2024年11月度中古オフィス家具指数の発表と市場動向

2024年11月度 中古オフィス家具指数の発表


株式会社オフィスバスターズは、2024年11月度の中古オフィス家具指数をまとめました。これにより、近年のオフィス家具市場の変化が浮き彫りになっています。本記事では、その詳しい内容をお届けします。

マーケット全体の状況


2024年11月の主要5区の空室率は4.16%と、ここ6ヶ月間は連続して減少しています。賃料は前月比で65円の増加が見られ、有効求人倍率は1.25倍と0.1ポイントの改善を見せましたが、失業率は2.5%と0.1ポイントの上昇となっています。

中古オフィス家具の販売は、例年通り緩やかに鈍化。とはいえ、オフィスの移転が進んでいる様子がうかがえます。

各商材の特性


  • - チェア: 販売価格は、前月比で342円減少。しかし、ニーズは依然として高く、特にOAチェアやミーティングチェアに対する問い合わせが多く寄せられました。
  • - デスク: 前月比で販売価格は93円減少。有職者に人気のフリーアドレスデスクへの需要は変わらず、多くの問い合わせが寄せられています。
  • - 書庫: 販売価格は199円減少しましたが、需要は高い状態が続いています。特に800mm幅や400mm奥行きのスリムサイズに対する需要が目立っています。
  • - ロッカー: 販売価格は1,597円減少。フリーアドレスに関連したパーソナルロッカーへの需要が高まり、大人数向けのロッカーも人気です。
  • - テーブル: 販売価格は今月も減少傾向が続いており、特に大型テーブルに対する需要が増加しています。

今月の観察結果


11月は前月同様、大きな変化は見られませんでしたが、来年に向けた計画が増えている傾向があります。リモートワークからフル出勤へとシフトする中で、オフィスレイアウトの変更を行う企業が増えてきています。その影響で、集中ブースや簡易ミーティングスペースなど、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)に対応した製品を取り入れる企業が増加中です。

また、一般的な家具と比べてスリムな什器へとシフトする企業が多く見受けられ、効率重視のオフィス作りが主流化しつつあることが伺えます。

調査の概要


本調査は、当社の販売データを基にした独自の調査によって実施されました。調査対象は、チェア、デスク、書庫、ロッカー、テーブルといったオフィス用商品です。

まとめ


オフィスバスターズの調査によると、2024年11月度の中古オフィス家具市場は、安定した需要を見せる一方で、企業のニーズに合わせた変化が起きています。今後もオフィス家具市場のトレンドや動向に注目が集まるでしょう。

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東京都中央区日本橋室町1丁目5-3三越前福島ビル
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