大阪港で特定外来生物ヒアリ確認! 定着防止に向けた取り組み強化
大阪港で特定外来生物ヒアリ確認! 定着防止に向けた取り組み強化
大阪市は2024年6月28日、大阪港で特定外来生物ヒアリが確認されたと発表しました。ヒアリは強い毒を持つため、発見時には近づかないように注意が必要です。
環境省が6月25日に実施した全国港湾調査で、大阪港のコンテナヤードでヒアリと疑わしいアリが発見されました。専門家による同定の結果、ヒアリであることが確認されました。
今回の発見は、国内で18都道府県、計117事例目となります。近年、ヒアリは日本各地で確認されており、その生息域は拡大傾向にあります。
今回のヒアリ確認を受け、環境省は引き続き、発見場所において、環境省が実施する目視やトラップによる調査及び防除に大阪府とともに協力し、定着防止の取組を進めます。また、今後環境省において、確認地点及び周辺におけるモニタリングを実施予定です。
大阪市は、市民に対して、ヒアリに関する情報を提供するとともに、ヒアリの被害防止に向けた啓発活動を実施していくとしています。
ヒアリの特徴と注意点
ヒアリは、体長2~6mmの赤褐色から黒褐色のアリで、腹部が黒っぽいです。攻撃性が高く、刺されると強い痛みを感じ、アレルギー反応を起こす可能性もあります。ヒアリに刺された場合は、速やかに医療機関を受診してください。
ヒアリを見つけた場合は、絶対に近づかないでください。環境省や自治体に連絡し、専門家の指示に従ってください。
ヒアリに関する問い合わせ先
環境省:03-5521-8181
大阪市:06-6630-3467
ヒアリの定着を防ぐために
ヒアリの定着を防ぐためには、以下の点に注意する必要があります。
港湾や空港などの国際的な物流拠点では、コンテナや積荷の点検を徹底する必要があります。
ヒアリが侵入しやすい場所では、定期的な調査や防除を実施する必要があります。
* ヒアリを見つけた場合は、速やかに専門機関に連絡してください。
ヒアリは、私たちの生活に大きな影響を与える可能性のある外来生物です。ヒアリの脅威を理解し、適切な対策を講じる必要があります。