第11回商業高校フードグランプリ開催!
2024年11月3日、池袋のサンシャインシティで「第11回商業高校フードグランプリ」が盛況のうちに開催されました。この大会は、高校生が地域の特産品を活用して商品を開発するコンテストで、全国から多くの参加校が集まります。
今年の大賞に輝いたのは?
今年の大賞に選ばれたのは、兵庫県立姫路商業高等学校が制作した「ふわ姫パン」です。地元の特産品を駆使し、地域支援の観点を持ちながら商品開発を行う中で、商業高校生たちの努力と情熱を感じさせました。
スペシャルサポーターが会場を盛り上げる!
当日は、人気お笑いトリオ「3時のヒロイン」からゆめっちさんとかなでさんがスペシャルサポーターとして参加し、場内は大いに盛り上がりました。彼女たちの軽快なトークが、参加者の緊張を和らげる一役を果たしました。
プレゼンテーションの魅力
本選では、各校が開発した商品に関するプレゼンテーションが行われました。高校生の皆さんは、手話や小道具を使ったり、スライドで開発経緯をわかりやすく伝えたりするなど、見事なプレゼンテーションを披露。緊張感のある中でも堂々とした姿に、審査員たちからは賛嘆の声が響きました。
プレゼンテーションでは、「持続可能な社会に向けた商品開発」がテーマとして取り上げられ、生徒たちが直面した課題を自ら解決するための工夫やアイデアが尽くされました。この努力が評価される場面も多く見受けられました。
受賞校の紹介
大賞を受賞した姫路商業高校の「ふわ姫パン」は、阪神淡路大震災や東日本大震災の復興への思いを込めて開発された災害食です。食材には地元の卵と宮城県産の苺を使用し、味わい深く、かつ災害時にも美味しく食べられる商品としてアピールされました。
また、今回の大会では特別審査員賞や地域貢献賞、来場者賞など、様々な賞が設けられています。仙台商業高校の「いぎなしすげえ!!たけの米(こめ)ん」や静岡県立浜松商業高等学校の「君にれもん」なども素晴らしい評価を受けました。特に静岡県の「君にれもん」は、廃棄されるレモンを活用したユニークな商品で注目を集めました。
未来への思い
参加した高校生たちは、「これからも防災意識を高める活動を続けていきます」との強い決意を表明しました。審査員たちから送られたフィードバックも、今後の学校活動において大いに役立つことでしょう。高校生たちの情熱が、地域活性化や食文化の振興へと繋がるのを期待しています。
今後の展望
「商業高校フードグランプリ」は、高校生が地域の特産品を使用して商品を開発し、その成果を発表する貴重な機会です。彼らのアイデアや情熱が社会にどのように影響を与えていくのか、今後の展開も見逃せません。このような大胆な取り組みが続く限り、日本の食文化や地域活性化はますます進化していくことでしょう。