養生の知恵を伝える、ヤマキの新しい鍋つゆ
愛媛県伊予市に本社を置くヤマキ株式会社がリリースした新商品は、歴史上の偉人たちをテーマにした特製の鍋つゆです。「龍馬鍋つゆ 地鶏だし塩700g」、「西郷鍋つゆ 黒豚だし醤油700g」、「高杉晋作鍋つゆ 真鯛だし塩700g」という、三種類のユニークなラインナップが揃いました。
新商品の背景
近年、物価の上昇に伴い、消費者の節約思考が強まっています。それに伴い、手軽においしい食材が楽しめる鍋料理の需要が高まっているとの見込みがあります。さらに、農林水産省も「お鍋料理で食品ロスを削減」と題し、食材を使い切ることのできる鍋料理の重要性を説いています。このような背景から、鍋つゆの市場は賑わいを見せています。
特に、調査によると、約70%の消費者が店舗で鍋つゆを選ぶことに楽しさを感じているとのこと。このため、ヤマキは記憶に残るパッケージデザインや内容を追求し、偉人とだしをテーマにした鍋つゆシリーズの開発に至ったのです。
商品の特徴
「龍馬鍋つゆ 地鶏だし塩」
慶応3年、坂本龍馬が最後に好んだとされる軍鶏肉をテーマにしています。高知県産の生姜を使い、地鶏の豊かなうま味とコクのある塩味を実現しました。
「西郷鍋つゆ 黒豚だし醤油」
西郷隆盛が愛した黒豚をテーマに、鹿児島県産の黒豚ガラから出汁を取り、九州製造の醤油で仕上げた一品。コクと旨みがしっかりと感じられ、ホッとする味わいです。
「高杉晋作鍋つゆ 真鯛だし塩」
幕末の志士、高杉晋作が好んだ鯛をモチーフにした鍋つゆで、宇和海産真鯛を使用して作られた上品な出汁と、ゆずの香りが特徴。あっさりとした味わいに仕上がっています。
世代を超えた楽しさ
これらの鍋つゆは、家族や友人と共に食卓を囲む際に、偉人たちの歴史を話題にしながら楽しむことができる新しいスタイルを提案しています。料理を通じて、食文化を伝え、また家庭でのコミュニケーションを活性化することが期待されています。
さらに、鍋つゆの発売にあわせて、全国の小学校向けに幕末の偉人にちなんだオリジナル漫画冊子のサンプリングが2025年10月から11月にかけて行われる予定です。大人だけでなく子供たちにも歴史に触れる機会が提供され、ヤマキの「鰹節屋・だし屋」としての使命が一層際立つことになります。
終わりに
「旨さ、別格。だし屋の鍋」として仕上げたこの鍋つゆシリーズは、ヤマキが誇る確かな出汁の技術が生きています。次回の家庭料理の選択肢として、ぜひとも試していただきたい商品です。ヤマキがこれから展開する新たな鍋つゆシリーズには、さらなる期待が寄せられています。