燈株式会社、AWS Generative AI Acceleratorに選出され新たな挑戦へ

燈株式会社、AWS Generative AI Acceleratorに選出

燈株式会社がこのたび、Amazon Web Services (AWS)が主催する第2期AWS Generative AI Acceleratorに選ばれたことを発表しました。このプログラムは、生成AIを活用してさまざまな課題を解決し、成長を目指す革新的なスタートアップを支援することを目的としています。

AWS Generative AI Acceleratorとは

AWS Generative AI Acceleratorは、選出的なスタートアップに対し、AWSクレジット、メンターシップ、学習リソースにアクセスを提供することで、生成AIや機械学習技術をより深く活用し、ビジネス成長を促進するプログラムです。この機会を通じて、企業は新たな技術を導入し、業界のニーズに応じたソリューションを提供することが可能です。

燈株式会社は特に建設業界に焦点を当て、AIを用いた建設プロセスの自動化や予測分析を通じて、業界の効率化を図っています。主力製品である「デジタルビルダー」シリーズは、建設現場での請求書や発注、経費精算、見積もりの業務を簡素化するDXサービスを提供し、職場の生産性向上に寄与しています。

プログラム参加の意義

燈の共同創業者でCTOの三澤颯大氏は「このような競争の激しいプログラムに選出されたことを誇りに思っています。生成AIを専門的に使用する他の企業と意見を交わし、AWSのサポートを受けながら、AI技術を建設業界に適用していきます」と語っています。特に、成熟都市の建設セクターでは人手不足が問題視されている中、AIの導入が生産性の向上につながることが期待されています。

燈は「Hikari」というAIアシスタントの開発にも力を入れ、ルーチンタスクの自動化やAIエージェントとの協業を促進しています。これにより、建設現場での効率がさらに高まり、業務がスムーズになることでしょう。

AWSとの協業のメリット

AWSのクラウドインフラと機械学習ツールを活用することで、燈のSaaS製品はさらにスケーラビリティとインテリジェンスを向上させることが可能です。この協力によって、AIモデルの学習や運用が実現され、業界全体のデジタルトランスフォーメーションが加速します。

世界の舞台での発表

燈株式会社が参加するAWS Generative AI Acceleratorのスタートアップ80社は、12月にラスベガスで行われる「re:Invent 2024」で新しいソリューションを披露する予定です。AWSのエグゼクティブスポンサーであるJon Jones氏は、このプログラムが新たな革新を生み出すことに期待を寄せています。彼は「新世代のスタートアップは、人工知能を活用して市場に新しいソリューションを提供し、革新を推進しています」と述べています。

燈株式会社について

燈株式会社は、2021年に東京大学松尾研究室から誕生したAIスタートアップであり、建設業界のデジタル化を推進しています。同社は、クライアントのニーズに合ったDXソリューションを提案し、AI技術を駆使したサービスにより、業界の生産性を高めています。燈の取り組みは、建設業界での新たなイノベーションの扉を開くものとなるでしょう。詳細な情報については、燈株式会社の公式HPをご覧ください。