麻布台のSDGsストア
2024-01-28 13:11:16
麻布台に登場!SDGsと起業体験が融合した新たなストア
麻布台に登場!SDGs×起業体験ポップアップストア
東京都港区麻布台1丁目に、完全グルテンフリーのお菓子とスペシャルティコーヒーのお店「ナナン東京」があります。このお店は地域とのつながりを重視し、商店街や自治会と協力しながら様々な企画を展開しています。その中で、2024年の新企画として「SDGs×起業体験 ポップアップストア」が誕生しました。特に昨今の社会的な課題に取り組む姿勢が評価されています。
高校生たちの挑戦
この新しいポップアップストアは、東京都教育委員会が主催する「社会的起業体験プログラム」の一環として、高校生たちによって運営されるものです。参加したのは、「古米teens」と呼ばれる6人の高校生です。彼らは社会課題の解決に向け、商業活動を通じて地域を盛り上げることを目指しています。
このポップアップストアでは、1月28日から2月3日までの間、古米を使用したスイーツが販売されます。彼らが製造する商品には「古米teensスノーボール」や「古米teensスコーン(プレーン、チョコチップ)」があります。
地域との連携
「SDGs×起業体験 ポップアップストア」は、ただの販売の場ではありません。麻布台商店街と連携し、地域の企業や店舗と協力しながら、子供たちが社会課題への解決策を自ら考え、地元の商店と連携して商品化までの流れを体験します。こうしたプログラムを通じて、子供たちは将来に向けた力を育む場になることを目指しています。
古米の新しい可能性
「古米teens」は、プログラムの中で日本の「スタグフレーション」に問題意識を持ち、供給不足に苦しむ社会に貢献しようとする高校生たちです。彼らは、古米の余剰問題に着目し、古米を使ったスイーツを制作することに決めました。日本の不景気が長引く中、彼らは供給が不足している小麦粉の代わりに、余ってしまった古米を使用することで、米を消費し、農家をサポートすることを目指しています。
使命感と背景
このポップアップストアでは、売上の一部を能登半島地震で被災した米農家に寄付することも表明しています。その意図は、高校生たちの活動を通じて、お米の消費を促進し、農業の継続と新たな価値を生み出そうとするものです。
古米の可能性を広げ、地域の活性化を図るこの取り組みを経て、高校生たちは自身の能力を発揮し、地域への思いを込めた商品を提供します。彼らの挑戦は、未来のビジネスパーソンを育てる場となり、地域と連携した新しい形の経済活動を生み出していくことを目指しています。
まとめ
「SDGs×起業体験 ポップアップストア」は、高校生たちの成長や地域社会の活性化を目的とした画期的な取り組みです。彼らの作るお菓子が皆さんの手に届くことで、古米の大切さやお米文化の再認識が広がることを期待しています。ぜひ、麻布台に訪れて、この試みを応援してください!
会社情報
- 会社名
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株式会社 C’est du nanan
- 住所
- 大分県宇佐市上高1454−2(東京店)東京都 港区 麻布台1−10ー6
- 電話番号
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