#大阪府 #大阪市 #化石展 #自然史博物館 #アロサウルス

大阪市立自然史博物館で化石の世界を体験しよう

毎年10月15日は「化石の日」とされ、日本古生物学会が制定したこの日を記念して、大阪市立自然史博物館で特別展示「化石を楽しむ」が開催されます。このイベントは、化石や古生物学に対する関心を高めることを目的としており、多くの人々に化石の魅力を知ってもらうことを目指しています。

展示の概要

2024年は10月28日（土）から10月27日（日）の期間に実施され、このイベントでは、普段は収蔵庫に保管されている貴重な化石標本を一堂に展示します。展示内容は、古生代から新生代までの多様な化石が含まれます。特に注目すべきは、7月23日にハドロサウルス類の背骨として確認された化石（標本番号：OMNH MV-94）です。この化石は、その重要性から今回の展示の目玉として掲げられています。

主な展示内容

• - 古生代の無脊椎動物化石：三葉虫の化石など。
• - 中生代の脊椎動物化石：ハドロサウルスの背骨の化石（金澤コレクション）。
• - 新生代の植物化石：ムカシブナとサワグルミの葉の化石（米阪コレクション）。
• - さわれる展示：広葉樹の幹の化石に直接触れることができます。

また、この展示会では他の博物館や研究機関が行う関連イベントについての情報も確認することができますので、ぜひ訪れてみてください。

古生物学セミナー2024

さらに、10月19日（土）には「古生物学セミナー2024」が開催されます。今年は和歌山県立自然博物館の小原正顕学芸課長を招き、新種として記載されたモササウルス類「ワカヤマソウリュウ」に関する講演があります。この化石は日本で唯一全身骨格が発見されたモササウルス類で、他にはない特徴を持ち、化石の世界でも特別な存在となっています。

セミナーの詳細

• - 日時：令和６年10月19日（土）13時30分～15時（開場13時）
• - 講師：小原正顕氏（和歌山県立自然博物館学芸課長）
• - 場所：大阪市立自然史博物館本館1階講堂
• - 行事形式：講演会とYouTube同時配信（https://youtube.com/live/WtYrKvT14EY）
• - 定員：先着170名
• - 参加費：無料（講堂で聴講する場合は入館料が必要）

寄附のお願い

また、大阪市立自然史博物館では「アロサウルスの新復元骨格導入に関する寄附金」も募っています。この寄附は、1974年の開館から展示されているアロサウルス骨格標本を現代の研究に基づいた新しい姿に復元するためのものです。研究進展に伴い、古生物の復元方法が更新されていることを示すため、この寄附にご協力いただけると幸いです。

寄附の詳細は以下のリンクをご覧ください： アロサウルス寄附のお願い

開催概要

• - 会期：令和6年9月28日（土）～10月27日（日）
• - 開館時間：9時30分～17時（入館は16時30分まで）
• - 休館日：月曜日（祝祭日の場合は翌平日）
• - 会場：大阪市立自然史博物館 本館1階ナウマンホール
• - 観覧料：大人300円、高大生200円（中学生以下、障がい者は無料）

ぜひこの機会に、化石の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。皆さまのご来場をお待ちしております。

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪府 大阪市 化石展 自然史博物館 アロサウルス

Wiki3: 大阪府 大阪市 化石展 自然史博物館 アロサウルス