古代出雲文化シンポジウム開催のご案内
令和6年11月17日(日)、東京都千代田区にある有楽町朝日ホールにて、特別なシンポジウムが開催されます。テーマは『六世紀の出雲とヤマト―出雲の大型古墳を語る―』で、今年は島根県内の大型古墳が国史跡に指定されてからちょうど100年の節目を迎えます。この重要な機会を祝うために、6世紀の出雲文化とその歴史的背景について深く掘り下げる場が設けられました。
開催概要
- 12:30 開場
- 13:30 開演
- 17:00 終演
- - 場所: 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン11F)
- - 定員: 700名
- - 入場料: 無料(事前の申し込みが必要、応募者が多数の場合は抽選)
基調講演と報告
シンポジウムの内容は非常に充実しており、基調講演として国立歴史民俗博物館の教授、仁藤敦史氏による「東西出雲の統一過程とヤマト王権」というタイトルの講演が予定されています。この基調講演を皮切りに、以下の報告が行われます。
1.
松尾充晶(島根県立古代出雲歴史博物館課長)
- 「古墳が語る出雲の六世紀史」
2.
高橋照彦(大阪大学大学院教授)
- 「畿内における欽明朝前後の古墳築造」
3.
桃﨑祐輔(福岡大学教授)
- 「筑紫の後期古墳からみた磐井の乱とミヤケの設置」
これらの報告は、出雲の古墳の背景を知る上で非常に重要な情報を提供してくれるでしょう。
パネルディスカッション
さらに、シンポジウムではパネルディスカッションも行われます。「六世紀の大型古墳を語る」と題して、先ほどの報告者たちが集まり、知見を深め、質疑応答を通して参加者と意見を交わします。このディスカッションは、司会を仁藤敦史氏が務めます。
参加申し込みとお問い合わせ
参加を希望される方は、古代文化センターの公式HP(https://shimane-kodaibunka.jp/)から申し込みフォームに必要事項を記入して申し込むことができます。定員があるため、早めの申し込みをお勧めします。もし、質問や不明点があれば、古代出雲文化シンポジウム参加申込事務局までお電話(TEL: 03-6271-8513)ください。平日の10:00~17:00まで対応しています。
このシンポジウムは、出雲の歴史と文化に興味がある方々にとって、とても貴重な機会です。六世紀の出雲文化の真髄に触れながら、今を生きる私たちが何を学べるのか、一緒に探求しましょう。