Akuvoxスマートインターフォンとオーチスエレベーターの革新連携
Akuvox Japan(アキュボックスジャパン)は、日常生活をより便利にするための新しい取り組みとして、日本オーチス・エレベータ株式会社のエレベーターとのシステム連携を発表しました。この連携により、Akuvoxのスマートインターフォンを通じて、居住者はエレベーターを自動で呼び出し、希望の階へとスムーズに移動できるようになります。
連携の背景と内容
昨今、AI技術の発展により、住宅のスマート化が進む中、Akuvoxは日本のマンションでの利便性を高めることに注力しています。この新しいシステムは、多くの人々が行き交うマンションの入退室管理を行うことで、居住者にとって快適さを提供します。
具体的には、Akuvoxのインターフォンは、日本オーチスが提供する「Otis Integrated Dispatch™」という技術を用いて、居住者のアクセス認証を可能にします。これにより顔認証やQRコード、暗証番号、カードなどを利用してエレベーターを呼び出すことができ、エレベーターは自動的に居住者の目的階へと運んでくれます。
連携のメリット
1. 利便性の向上
この新システムの一番の特徴は、マンションの入り口でインターフォンを操作することによって、玄関のロック解除と同時にエレベーターの呼び出しができる点です。居住者は、両手がふさがっていてもスムーズにマンションに入ることができ、エレベーターへも即座にアクセスできます。さらに、エレベーターへの乗車後は、居住者の目的階が自動登録される仕組みになっており、ボタンを押す手間が省けます。
2. 防犯性の向上
マンションに入れるのは、管理者が登録した居住者だけです。このため、エレベーターは登録された利用者が住む階にのみ運行するため、セキュリティが強化されます。
3. カスタマイズ可能な遠隔保守
さらに、スマートインターフォンからエレベーターが到着するまでの時間をカスタマイズすることができ、大規模なマンションでも個々のニーズに応じた対応が可能です。予備サーバーへの迅速な切り替えも可能で、サービスの中断を防ぎます。また、遠隔管理によって、現場に人を派遣するコストが削減されるメリットもあります。
今後の展望
Akuvoxの「SmartPlus」クラウドシステムはオーチスの技術だけでなく、さまざまなサービスロボットと連携を深め、より進化したスマートライフの実現を目指しています。これにより、都市生活がさらに快適になることが期待されます。
終わりに
日本オーチスが提供する「Otis Integrated Dispatch™」技術は、スマートインターフォンなどのIoT機器とエレベーターの連携を実現します。この連携により、居住者が快適に生活できる環境を整えることができるのです。