地域起業家育成プログラム
2025-04-07 13:24:25

地域起業家を育成!新たなビジネスの可能性を探る「ローカルベンチャーラボ」第9期が募集開始

地域の未来を担う起業家を育成する「ローカルベンチャーラボ」



地方における起業支援プログラム「ローカルベンチャーラボ」の第9期生の募集が、東京都渋谷区に拠点を置くNPO法人ETIC.によって始まりました。このプログラムは、地域課題に特化した事業構想を生み出すための6ヶ月間の育成プログラムで、2025年6月から12月にかけて実施されます。

地方創生の背景と目的



「ローカルベンチャーラボ」は、70年代以降に顕在化した東京一極集中の影響を受けた地方の過疎化や産業の空洞化といった深刻な課題を踏まえて誕生しました。2014年に制定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が、地方への移住や地域資源の活用を促進するための先駆けとなりました。

このプログラムは、地域資源を活かした新規ビジネスの創造を目指し、都市部の人材を地域へと循環させることを目的に設立されました。受講者は起業家や個人事業主、地域おこし協力隊など多様な背景を持ち、これまでに360名以上が受講しています。その中で、35歳以下の若者を対象とした奨学枠も設けられています。

プログラムの内容と特徴



プログラムは、テーマ別のゼミナールで構成されており、地域資源の活用、循環型社会の構築、新たな産業創出、行政連携等、多岐にわたるテーマを扱います。受講生は、事業計画を立てるためのセッションや、起業家からの講義、先進地域のフィールドワークを通し、実践的な知識とネットワークを形成します。

更に、これまでの期間における受講生の事業売上規模は、参加前の数値から9.75倍に成長し、雇用も増加しています。若者や女性起業家による成功事例も多数生まれています。

地域をつなぐ取り組み



「ローカルベンチャーラボ」では、地域同士や事業者同士のつながりを強化することが非常に重要とされています。この取り組みは、地域の持続可能性を高め、互いに学び合い、共に成長していく基盤を築くものです。

特に2024年度に向けた新たな「地方創生2.0」政策が示された今、プログラムは行政やさまざまなステークホルダーとの連携を強化し、多様な事業の担い手が求められる時代において、さらなる進化を遂げようとしています。

募集について



今期の「ローカルベンチャーラボ」は最大50名の参加を受け入れており、参加費は198,000円(税込)です。フィールドワークの際には、最大5万円までの活動奨励金が支給されます。申し込みは、2025年4月23日(水)23:59までで、エントリーシートの提出が必要です。

地域創生を実現するために、自分のアイデアやビジョンを形にしたい方々は、是非この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

詳細や申し込み方法はこちらからご確認いただけます。


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会社情報

会社名
NPO法人ETIC.
住所
東京都渋谷区東1丁目1番36号キタビルデンス402
電話番号
050-1743-6743

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