FRIとレジルの連携
2025-08-19 10:45:30

フロンティア不動産投資法人がレジルのRE100対応電力導入で脱炭素推進

フロンティア不動産投資法人とレジルの脱炭素化連携



レジル株式会社が、フロンティア不動産投資法人(FRI)に対し、RE100対応の電力供給を開始することを発表しました。これにより池袋駅東口に位置する商業ビル「池袋スクエア」が再生可能エネルギーを利用することが可能となります。環境問題がますます深刻化する中、企業の脱炭素化への取り組みが一層求められるようになってきています。この連携は、その一環として注目されています。

レジルの脱炭素への取り組み



レジル株式会社は、脱炭素を「難問にしない」という理念のもと、様々な企業や自治体のための電力サービスを提供しています。2004年に開始したマンション一括受電サービスから培ったノウハウを活かし、法人向け電力小売サービスへの展開を進めてきました。2025年には全ての電力供給先に対して非化石証書を用い、実質的な再生可能エネルギーの供給を実現しています。次世代のエネルギーソリューションを提供することによって、コスト削減と脱炭素化を両立し、企業の環境への配慮をサポートしています。

FRIの資産運用とSDGsへの貢献



フロンティア不動産投資法人は、三井不動産フロンティアリートマネジメントが運用を担い、商業施設特化型のREITとして資産運用を行っています。近年、環境問題についての社会的要請が高まる中、物件の物質的価値向上のみならず、サステナビリティの推進が求められています。特にCO2排出量の削減に焦点を当てた取り組みは、投資家や一般市民からの支持を得るためにも欠かせない要素となっています。今回の電力供給契約により、年間で約1,600tのCO2削減が見込まれています。

このような取り組みを通じて、FRIは社会貢献を果たしつつ、持続可能なビジネスモデルを確立しようとしています。これは、単に経済的利益を追求するだけでなく、環境への配慮を企業戦略に組み込むことが重要であることを示しています。

今後の展望



レジル株式会社は、脱炭素社会の実現を目指し、さらなるエネルギーサービスの拡充を図る方針です。分散型エネルギー事業やグリーンエネルギー事業、エネルギーDX事業を通じて、様々な業界に再生可能エネルギーを促進するだけでなく、幅広い顧客に向けた利便性の高い選択肢を提供しています。また、脱炭素化を支援する各種サービスの展開により、生活者一人ひとりが無意識のうちにも環境に配慮できるような仕組みを整えていく予定です。

フロンティア不動産投資法人とレジルのこの連携は、環境問題に対する企業の責任を果たす一例となり、今後の動向に注目が集まります。ステークホルダーの期待に応える形で、持続可能な社会の構築に貢献することが求められます。

企業情報



  • - レジル株式会社
証券コード: 176A
代表取締役社長: 丹治保積
本社所在地: 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 14階
設立日: 1994年11月21日
資本金: 3.9億円(2024年12月末時点)
事業内容:
【分散型エネルギー事業】集合住宅への電力供給及び分散型電源の開発
【グリーンエネルギー事業】法人への再生可能エネルギーを主体とした電力供給
【エネルギーDX事業】エネルギー事業者へのBPO及びSaaSの提供を通じたDX支援


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会社情報

会社名
レジル株式会社
住所
東京都千代田区丸の内一丁目8−1丸の内トラストタワーN館14階
電話番号
03-6846-0900

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