2025年夏、ガンツウが大阪湾の特別航路を運航!
2025年の夏、株式会社せとうちクルーズが運営する客船「guntû(ガンツウ)」が歴史的な瞬間を迎えます。明石海峡を越え、大阪湾で初めて特別航路を運航するのです。この航路は、過去の国際交易都市大阪が育んできた文化と、瀬戸内海の美しい島々との関係を紐解く船旅として、特別に企画されています。
大阪の歴史を船旅で体感
大阪は古くから水都として発展し、商業の中心地としても名を馳せてきました。ガンツウは、往時の大阪の繁栄を象徴する「華やかな大大阪時代の足跡を辿る3日間」と題した航路を8月22日から24日の間に運航します。この旅では、堺の鉄産業の歴史や、大阪が世界第6位の国際都市として栄えた時代の息吹を感じることができます。
北前船の栄華を探る航路
また、8月26日から28日の間には「海運を支えた北前船の栄華を訪ねる3日間」という航路も計画されています。この航路では、江戸時代中期からの経済の動脈であった北前船の道程を辿り、住吉大社や和歌山、そして泉佐野を巡ることができます。これらの地域は、当時の人々の暮らしや信仰、商業活動の中心地でもありました。
便利な予約方法
「ガンツウ」での航路は、特別な体験を提供することを目的としており、2名1室の場合、料金は900,000円から1,400,000円(税込)となっています。予約は、ガンツウの公式ウェブサイトや専用申込書を通じて行うことができます。申し込み期間は2023年3月31日から4月7日までで、抽選結果の発表もその後に行われる予定です。
ガンツウの魅力
「guntû(ガンツウ)」は「せとうちの海に浮かぶ、ちいさな宿」をコンセプトにした、17の客室を持つ贅沢な客船です。2017年に就航して以来、尾道市のベラビスタマリーナを母港に、日本の美しい海を巡る旅行を提供してきました。定期航路では、様々な文化や自然を感じながら、特別な滞在を楽しむことができます。
特別航路としての大阪行きも、せとうちを魅力的に体験できる貴重な機会です。この機会に、歴史ある都市での船旅に出かけてみませんか?
旅の最後に
ガンツウは、せとうちの魅力を深掘りするための特別な体験を続けています。この大阪特別航路もその一環として、ひと味違った旅を提供します。ぜひ、この機会を逃さず、大阪の豊かな歴史と文化を船の上で体感してください。