日立Astemo株式会社は、タイのコラート工場に太陽光発電設備を設置しました。同設備は9月中に稼働を開始する予定です。
日立Astemoは、2030年度のカーボンニュートラル達成に向け、工場やオフィスのCO2排出量削減を目標としています。2024年度には2021年度比で43%、2027年度には77%の削減を目指しています。
コラート工場では、太陽光発電設備を導入する際に、アセットを自社で保有せず、発電量に応じた電力使用料金を支払う「自家消費型オフバランス太陽光発電スキーム」を採用しました。このスキームにより、日立Astemoは最大発電容量1.45MWで発電を開始し、2025年度には年間1,932MWhの発電量を見込んでいます。これにより、年間約1,000t-CO2のCO2排出量削減が見込まれます。
日立Astemoは、今後も再生可能エネルギーの利用や省エネルギーの推進に加え、電動化製品などの事業拡大を通じて、環境負荷低減に貢献していく方針です。