提携でDX推進
2024-08-19 11:17:31

大牟田柳川信用金庫とラシンが提携で中小企業のDX推進を加速

大牟田柳川信用金庫とラシン株式会社の業務提携



福岡を拠点に活動するラシン株式会社が、大牟田柳川信用金庫と業務提携を結びました。この提携の中心には、個人事業主や中小零細企業へのデジタル化支援があります。ラシンの提供する月額制のホームページ制作・運用サービス「ベリウェブ」が大牟田柳川信用金庫の広いネットワークによって、多くの中小企業へ届くことが期待されています。

中小零細企業のデジタル化の現状



中小企業基盤整備機構が実施した「中小企業のDX推進に関する調査(2023年)」によれば、実に85.4%の中小企業がDXに取り組めていないという現実があります。具体的には、「取り組む予定がない」「取り組めていない」「取り組みを検討している」といった理由が多く挙げられています。また、ホームページを持っている企業の割合も48.5%にとどまり、多くの経営者がデジタル化に不安を感じていることが浮き彫りになっています。

ホームページの導入を妨げている主な要因は、費用の負担、更新の手間、専門知識の不足などが指摘されています。これらの壁を打破するために、ラシンは「ベリウェブ」を開発しました。

「ベリウェブ」の特徴と魅力



「ベリウェブ」は、ホームページの制作費が0円という斬新なサービスを提供しています。運用費用は月額4,800円からと手頃で、更新作業は全て専門スタッフが行うため、経営者にとっての負担が大幅に軽減されています。このサービスは特に中小企業が「デジタル化の第一歩」として取り組むのに最適です。

多くの中小企業経営者が、ホームページを持つことで「商品を売れるようになった」とか「優秀な人材が採用できるようになった」といった実績を上げています。これにより、デジタル化の重要性が益々強調されています。

デジタル技術を活かした中小企業支援



代表の原直樹氏は、リクルートや通販専門の広告会社で培った経験を基に、「ベリウェブ」のノウハウを中小企業のために最大限に活かしています。彼は、デジタル化が進まない現状に対し「誰も取り残さない」ことを信念に掲げ、地域の中小零細企業のIT支援に全力を注いでいます。

大牟田柳川信用金庫の役割



大牟田柳川信用金庫は、地域密着型の金融機関としての役割を果たしています。理事長の柗原誠氏の下、地域の中小企業が元気になるよう、様々な取り組みを進めています。今回の提携を通じて、金融機関とテクノロジー企業が連携することで、さらなる地域経済の活性化も期待されます。

まとめ



大牟田柳川信用金庫とラシン株式会社の業務提携は、単なる金融とITの組み合わせではなく、中小零細企業の未来を切り拓く重要な一手です。持続可能な成長を目指して、両者の協力が今後どのように発展していくのか、目が離せません。


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会社情報

会社名
ラシン株式会社
住所
福岡県福岡市中央区警固2-16-26アークエムズワン6F
電話番号
092-725-5715

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