新生児蘇生法トレーニングデバイスの実績と今後の展望
エレコム株式会社は、途上国の医療教育現場に新生児蘇生トレーニングデバイス「Saving baby」を届ける「Buy One, Give Oneキャンペーン」を実施しました。この取り組みを通じて、2025年12月31日までに6カ国で計25台のトレーニングデバイスが医療現場に寄贈されました。今回は、この取り組みの背景や寄贈先の活用状況、そして今後の展望について詳しく紹介します。
キャンペーン実施の背景
「Saving baby」は、スマートフォンやタブレットと連携して使用することで、低コストで実践的な新生児蘇生訓練を可能にするデバイスです。新生児の命を救うためには、医療従事者の技術力と判断力が不可欠ですが、トレーニングの機会が不足している地域も存在します。この取り組みは、日本の専門家やNPO法人と連携し、世界中の医療教育を強化することを目的としています。
寄贈先と活用状況
キャンペーンでの寄贈先は以下の6カ国です:
1. モンゴル国
2025年9月には、首都ウランバートルを含む病院に6台が寄贈され、新生児蘇生法研修事業に活用されています。現地で育成されたインストラクターが新生児蘇生法を指導し、医療従事者のスキル向上に寄与しています。
2. カンボジア王国
2025年10月、首都プノンペンのテチョサンテピアップ国立病院に2台を寄贈しました。ここでは若手医師の教育に力を入れており、実践的な新生児医療トレーニングが行われています。
3. ラオス人民民主共和国
同月、ラオス国立保健科学大学およびマホソット病院に3台を提供。医学生とインターン向けの講習に利用され、実践的なトレーニングを強化しています。
4. コンゴ民主共和国
2台がクワンゴ州ケンゲ郡に寄贈され、医療現場の研修に使用。この地域では母子医療の改善が急務とされ、デバイスを通じて医療従事者の教育が進められています。
5. ブータン王国
ブータン王立医科大学には3台が設置され、シミュレーショントレーニングセンターで医学生や研修医の教育に役立てられます。
6. ネパール連邦民主共和国
ネパール小児科学会に3台を寄贈。国内の医療従事者に対する新生児蘇生法の教育プログラムに取り入れられ、実践的なトレーニングが実現しています。
今後の取り組みと展望
本取り組みは、多くの方々の協力により実現しました。エレコムは、寄贈国の拡大や国内外のパートナーとの連携強化を目指しており、トレーニングデバイスの機能を拡張し、さらなる貢献を行う予定です。
企業としての使命は、新生児の命を守る医療従事者を支え、安心して新しい命を迎えられる社会を実現することです。引き続き新生児蘇生法の教育に貢献する活動を続けていく所存です。詳しくはエレコムの公式ウェブサイトをご覧ください。