苔香居の新しい働き方
2019-08-16 00:00:11
築400年の町家で新しい働き方を実現!苔香居の魅力
築400年の町家で新しい働き方を実現!苔香居の魅力
2019年9月1日、京都の上桂に新しいコリビング・コワーキング施設「苔香居(たいこうきょ)」がオープンしました。運営する合同会社achicochiの山本茜さんと土井優紀さんが手がけたこの施設は、400年の歴史を持つ町家を活用したユニークな空間となっています。リモートワークやテレワークが当たり前の時代に、どのようにこの施設が人々の生活スタイルに寄り添っているのか、その魅力をご紹介します。
コリビングとは何か?
近年、特に欧米を中心に、インターネットを駆使して働く人々が自国以外で生活するスタイルが広がっています。しかし、日本ではそのためのコリビング施設が十分に整っていませんでした。苔香居は、そんなニーズに応えるべく設立された空間です。住むことと働くことを分けるのではなく、両者を融合させることで新しいライフスタイルを提案しています。
苔香居の特徴
苔香居では、主に2つの空間が用意されています。ひとつは「苔香居 コワーキング」です。こちらには高速WiFi、会議室、ワーキングデスクなど、快適な労働環境が整っています。滞在せずとも利用できるドロップインや、月額利用も可能です。
もうひとつは「苔香居 コリビング レジデンス」で、コワーキングから徒歩5分の距離に住居が設けられています。これにより、働く場所と住む場所が近接し、テレワークを行う人々がよりフレキシブルに生活できる環境が整いました。
イベントでコミュニティ形成
苔香居のオープンに伴い、様々なイベントも予定されています。9月1日のオープニングパーティを皮切りに、9月16日には「そば打ちイベント」が開催される予定です。これにより、住民同士や利用者間のつながりを深める機会が提供されることが期待されています。さらに、10月初頭にはマインドフルネスやメディテーションに関連するイベントも企画されています。
住む場所としての魅力
築400年の町家である苔香居は、ただの仕事場ではなく、居住空間としても非常に魅力的です。歴史ある建物に宿る温かみや静けさは、日常の忙しさから離れる特別な空間を提供します。この歴史的背景は、住んでいる人々に新しい視点を与えるでしょう。
地元とのつながり
また、苔香居は地元の京都・景観まちづくりセンターとのつながりを持っており、地域社会への貢献も大切にされています。このように、地域に根ざしたサービスを展開することで、地元の人々とも交流する場が生まれることが期待されます。
まとめ
苔香居は、リモートワークの推進だけでなく、地域コミュニティを育成する場としても機能しています。歴史を感じる町家で、快適に働き、住む。そして、人との繋がりを築く。そんな新しいライフスタイルを実現するために、苔香居はこれからもさまざまな試みを続けていくことでしょう。興味がある方は、ぜひ一度訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
-
合同会社achicochi
- 住所
- 京都府京都市西京区山田南町31-1グレース桂2D
- 電話番号
-
070-9022-2190