ナミックス株式会社は、父と娘の感情の微妙なやり取りを描いた新しいブランドムービーを公開しました。この映像は、帰省の時期を迎えた家族の姿を描き、特に親子の関係を見つめ直すことの大切さを伝えています。コンセプトは「離れている。でも、つながる」というメッセージで、不器用ながらも子どもを思う父と、少々戸惑いを感じる娘の心情がさまざまなシーンを通して表現されています。
この物語は、娘の大事な節目にいつも不在の父が「頑張れ」とメッセージを送るところから始まります。しかし、このメッセージは娘には負担となりがちで、彼の善意が時に隔たりを生んでしまう様子が描かれています。そして、娘が就職活動を始める頃、父から久しぶりにメッセージが届くが、果たして彼女はそのメッセージにどのように応えるのか?彼女の成長とともに、親子の心の距離がどのように変わっていくのかが見どころです。
主演には、映画「すずめの戸締り」で注目を浴びる花瀬琴音さんが起用され、監督は多くのCM制作で名を馳せた児山隆さんが務めました。彼の手腕によって、親子の複雑な感情がリアルに描かれています。また、映像の音楽を担当するのは、女優・ダンサー・シンガーとして活動する小川美祐さんです。彼女の歌声は物語にさらなる深みを与えます。
映像の撮影は、早朝から夜までの3日間にわたり行われ、幸いにも好天に恵まれました。主演の花瀬琴音さんは、学生時代のさまざまな場面を一気に演じ切り、撮影の合間には他のキャストと交流する姿も見受けられました。特に印象的だったのは、証明写真機でのシーン。初めての体験だったため興味津々で、緊張した表情を作るのにもこだわりを持っていたとのことです。
花瀬さんは、友人との笑顔あふれるシーンだけではなく、涙を流すシーンでもその感情を豊かに表現し、スタッフも引き込まれるほど迫真の演技を披露しました。明るさと繊細さの両面を兼ね備えた彼女の演技が、観客に深い印象を残します。今回の作品は、特別な瞬間を大切にすることの重要性を教えてくれる心温まる内容となっています。
ナミックスは1946年に創業し、新潟県を拠点にエレクトロケミカル材料の研究開発・製造を行う企業です。同社は特に電子部品用の絶縁、導電素材に力を入れており、世界中で多くの特許を保有しています。モノづくりのテーマにも「離れた技術がつながる」という哲学が深く根付いており、今回のブランドムービーもそのメッセージ性を反映しています。
本ムービーは8月11日から公開されており、帰省の時期に合わせた配信です。視聴者に感動を与えるこの作品は、親子のつながりを改めて考えるきっかけを提供することでしょう。
・ナミックス公式サイト:
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・ブランドムービー特設サイト:
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