新機能『個人情報検知』
2025-09-29 10:46:59

ファイル安全性を強化する新機能『個人情報検知』を発表

株式会社ソリトンシステムズが発表した新機能



株式会社ソリトンシステムズは、2026年春に新たに提供されるファイル受け渡しシステム「FileZen S」の新機能『個人情報検知』を発表しました。この機能は、ネットワーク分離環境でも安全にファイルをやり取りするためのものであり、特に個人情報を含むデータの扱いをより効果的に行うことを目的としています。

セキュリティと業務効率の両立



近年、自治体や金融機関、公共機関などでのファイル受け渡しにおけるセキュリティ対策は不可欠です。それともに、業務効率を保つことも求められています。従来、多くの団体ではファイルの内容を担当者が目視チェックを行い、個人情報の見落としを避けようと努力してきましたが、これにはヒューマンエラーのリスクも伴うため、運用の負担も大きな問題でした。

新しい『個人情報検知』の機能



FileZen Sに追加される『個人情報検知』機能は、ファイルのアップロード時に自動で個人情報を検知し、該当ファイルに対してユーザーに選択肢を提供します。例えば、個人情報を含むファイルのアップロード時には、「中止」または「続行(承認申請)」の選択をユーザーに提示。選択に応じて、ファイルの受け渡し可否が制御されます。

もし「続行(承認申請)」を選んだ場合、ファイルは承認が下りるまで処理が自動で保留され、承認後にのみ受け渡しが行われます。これにより、フィードバックの速さとともに、業務の流れが一つのシステム内で完結します。

透明性のあるログ管理



また、全てのプロセスはログとして一元管理されます。誰が、どの段階で、どのように判断したのかを追跡できるため、監査時の証跡としての利用も可能です。これにより、組織内の透明性が向上しつつ、業務の標準化も促進されます。

引き続き柔軟な運用が可能



『個人情報検知』機能は、運用ポリシーに応じて柔軟に設定変更が可能です。主要な個人情報カテゴリについては、有効・無効を切り替えることができ、組織の方針に応じた運用が可能になります。これにより、特定のファイルタイプや情報を選択的に管理することができます。

効率化された業務フロー



この新機能により、見落としリスクが軽減され、現場のオペレーションのばらつきを抑える効果が期待されています。また、目視チェックや差戻しの手戻りを削減することで、担当者が本来の業務に集中しやすくなるでしょう。

更に、監査対応も効率化され、検知から受け渡しまでの流れが一元管理されることで、確認作業が短縮されます。これにより、企業の負担を軽減しつつ、セキュリティの強化を実現します。

2026年春の提供予定



この新機能は、2026年春に提供される予定です。詳細は提供開始時にアナウンスされる予定ですので、期待が高まります。FileZen Sは、ネットワーク分離環境でのファイル受け渡しをシンプルかつ安全に行うための最先端技術を導入し、業界に新たなスタンダードをもたらすことが期待されます。

会社概要



株式会社ソリトンシステムズは、1979年に設立されたIT・エレクトロニクス業界で革新を続けてきた企業です。セキュリティ技術や映像伝送システム、携帯通信技術など多岐にわたる分野で実績を挙げており、今後も社会に貢献する製品やサービスを提供していく姿勢を貫いています。


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会社情報

会社名
株式会社ソリトンシステムズ
住所
東京都新宿区新宿2-4-3
電話番号
03-5360-3811

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