理学療法士が設立した株式会社OHANA&Co.が目指す新しいフィットネスのカタチ

株式会社OHANA&Co.の設立とその理念

理学療法士の菅原祐太氏が運営するジムが法人化し、2025年7月14日、株式会社OHANA&Co.が設立されました。東京都江東区を拠点に、健康的で美しく生きる社会の実現を目指すこの会社は、「全ての人が心身の調和を保ち、100年先も美しく動ける社会の実現」を掲げています。これに基づくキャッチフレーズは「Live Beautifully. Move Freely.」です。

様々な人のためのフィットネスを目指す

株式会社OHANA&Co.の設立は、2022年に江東区にオープンしたパーソナルジム『OHANA GYM conditioning studio』に端を発します。菅原代表は、トレーニングに対する興味や好みが異なる多くの方々が、身体を動かすことに対し消極的であることに気づいていました。最近のフィットネス市場は激化し、多くのジムが価格競争を繰り広げていますが、それにも関わらず身体の不調を抱える人々の数は減っていないと彼は実感しています。これは、コロナ禍が引き起こした世の中の変化や、従来のトレーニングのイメージが影響しているとの見解です。

多くの方がトレーニングに重い「ボディビル」のイメージを抱いているため、実際に運動を始めることが難しい現状があります。SNSなどでの影響を受けてマッチョな体型の人々の姿が強調されるため、トレーニングの敷居が高く感じられてしまうことも一因です。

時代に合わせたトレーニングの重要性

近年のスポーツやフィットネスの考え方は大きく変わりつつあります。身体の機能やメンタル、栄養、環境など多角的なアプローチが求められる時代に突入しています。これに対し、OHANA&Co.では、従来の筋肥大や筋力向上に固執せず、柔軟性や心肺機能などの向上を図ることを重視しています。このような新しいアプローチが必要であると強く感じており、代表の菅原氏はこの重要性を訴えています。

彼は「もっと自身の身体に目を向けてもらいたい」という思いから、事業の拡大を決意し、法人化に至りました。また、社名の「OHANA」はハワイ語で「家族」や「仲間」を意味し、人々の繋がりや絆を大切にしたいという願いが込められています。

理戦略的な事業展開

OHANA&Co.では、次世代の健康文化の構築に向け、以下の多様なプロジェクトを実施する予定です。

1. リカバリー施設の設立: 身体のコンディションを整えるための「鍛えないジム」の開設。
2. 企業向け健康経営事業: 企業への健康促進セミナーや出張コンディショニングイベントを実施。
3. パーソナルジムの多店舗展開: 健康の基盤を築くためのスタジオを増やしていく。
4. ウェルネスリトリートプログラム: 日常からのリセットを図るフィットネス旅行。

未来を見据えて

今後、OHANA&Co.は健康に対するアプローチを多様化させ、一人ひとりの身体の状態に寄り添ったサポートを行っていく方針です。誠実で根拠に基づいた情報を提供し、専門性を磨き続けることで、お客様の信頼に応えられるサービスを築きます。これらの取り組みを通じて、心と身体の土台をしっかりと築くことを目指します。さらに、企業様への健康経営の取り組みや、個々のニーズに合わせたサポートを強化することで、より多くの人々に健康を届け続けていきたいと考えています。

様々な背景を持つ人々が、自身の身体と向き合い、共に健康を築いていくことができる未来を志向しています。