河内康介選手が高槻市役所を訪問
令和7年12月26日、プロ野球のオリックス・バファローズに所属する河内康介選手が、故郷である高槻市の市役所を訪れました。今回の訪問は、新シーズンに向けた抱負を市長に伝えるためのもので、河内選手の熱い思いが込められています。
河内選手は、市立五百住小学校から如是中学校まで地元で教育を受け、在学中は野球のクラブチームでしっかりと技術を磨きました。その後、愛媛県の聖カタリナ学園高等学校へ進学。高校ではピッチャーとして活躍し、第105回全国高等学校野球選手権記念愛媛大会では、見事ベスト4入りを果たし、強い印象を残しました。この才能が高く評価され、令和5年のドラフト会議にて、オリックス・バファローズから2位指名を受けることが決まりました。
プロ入りからは、令和6年シーズンに2軍で9試合に登板し、防御率1.50という安定した成績を収めましたが、残念ながら怪我の影響で手術を受け、育成選手契約へと変更。その後は、懸命なリハビリとトレーニングに取り組み、支配下選手登録を目指しています。
同日の市役所訪問では、河内選手がこれまでの成果と来季に向けた決意を報告。彼は、「来シーズンは一日でも早く支配下選手登録に戻り、しっかり結果を残してチームの勝利に貢献できるよう努力していきたい」と語りました。濱田剛史市長も河内選手の言葉に感銘を受け、「高槻市出身のプロ野球選手として、市民の誇りです。怪我を乗り越え、ぜひ大きな舞台で活躍されることを期待しています」と応じました。
河内選手の挑戦は、ただスポーツの枠を超えて、同市の若者たちや地域社会にもポジティブな影響を与えています。これからの活躍が益々楽しみです。プロの舞台での彼の姿を、地域全体が心待ちにしていることでしょう。今後も河内選手の成長を温かく見守りたいですね。