スペインから日本上陸！海底熟成ワインの新しい魅力を探る

スペインからの新たなワイン体験！

日本初の海底熟成ワインが、ついにスペイン・バスク地方から上陸しました。このユニークなワインは、応援購入サービス「Makuake」を通じて先行販売が開始され、多くのワインファンの注目を集めています。ここでは、海底熟成ワインの魅力や特徴、そしてその背後にあるストーリーをご紹介します。

海底熟成ワイン採用の背景

この海底熟成ワインを手がけるのは、2008年に設立された「Crusoe Treasure」。彼らは、世界初の人工魚礁を兼ねたワインケージを使って海底熟成ワインを商品化するという革新的な試みを行っています。海底約20メートルの深さで、6ヶ月から12ヶ月間熟成させるプロセスには、波や潮の満ち引き、海流といった海の力が働いています。

地上熟成のワインに比べて、ブドウのフレッシュさは残りながら、口当たりはまろやかなシルキー感に変化し、味わいがより深まります。これは、川や沼で熟成させた場合には得られない特別な体験です。

科学に裏打ちされた品質

Crusoe Treasureのワインは、単に海に沈められているわけではなく、醸造学や海洋生物学の専門家がその環境を管理しています。日々変わる天候や潮の満ち引きに応じて、最適なタイミングで地上に引き上げられます。この科学的根拠に基づく手法により、ワインは国際的にも評価されており、2016年には数々の賞を受賞した実績があります。

ブドウの選定と生産方法

スペインはリオハやリベラ・デル・ドゥエロなど、世界的に有名なワイン産地を抱えています。Crusoe Treasureでは、大量生産向けではなく、特別なブドウを使用しています。提携するブティック・ヴィンヤードでは、環境への配慮を持ちながら少量生産を行い、それぞれの品種に最適なグレードのブドウを厳選しています。

商品ラインアップ

「Makuake」限定で販売される海底熟成ワインは、3つの異なる熟成期間のものが用意されています。全てのボトルにはシリアルナンバーが付与され、オリジナル小冊子や日本語訳カードが付いたギフトボックスに納められています。そのデザインは、石垣島在住の魚譜画家・長嶋祐成さんによるもので、ワイナリーの創設者とのコラボレーションによって生まれました。

1. Sea Soul No.7
- 特徴：トロピカルフルーツの芳醇な風味、フレッシュな酸味が絶妙なバランスで楽しめる。
- 価格：13,000円（税込）
- 熟成期間：6ヶ月
- 生産本数：3,500本

2. Sea Passion No.6
- 特徴：美しいルビー色、熟成タンニンの柔らかさと果実味の調和。
- 価格：16,600円（税込）
- 熟成期間：9ヶ月
- 生産本数：2,923本

3. Sea Legend No.10
- 特徴：珍しいグレイ・グルナッシュを使用、変化に富んだ味わい。
- 価格：19,000円（税込）
- 熟成期間：12ヶ月
- 生産本数：475本

会社概要と活動の広がり

輸入販売を行う株式会社テッレは、スペイン・バスク地方の海底熟成ワインおよびイタリア・プーリア州の高品質ワインを扱っています。彼らのミッションは、美味しいワインを気軽に楽しむライフスタイルを提案することです。現在は日本でも流通がまだ未開の希少なワインを広める活動を続けています。

プロジェクト名「世界初の海底熟成ワイン、スペイン・バスクより日本上陸！」のMakuakeプロジェクトは、2021年10月28日から11月29日までの間行われており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。この新しいワイン体験が、あなたの食卓をより豊かにしてくれることでしょう。