ユニバーサルロボットがFOOMA JAPAN 2019に出展
国際食品工業展であるFOOMA JAPAN 2019が、東京ビッグサイトで開催されます。この展示会で、ロボット技術を駆使したユニバーサルロボットの斬新な取組みが紹介されます。
展示されるロボット技術
ユニバーサルロボットの目玉は、コンビニエンスストア向けの新しいロボットと食品パッケージのピッキングシステムです。以下にその詳細をお伝えします。
1. コンビニ調理ロボット「Hot Snack Robot」
このロボットは、コンビニでのホットスナック調理自動化を目指して開発されています。調理には実際の唐揚げを使用し、来場者はこのロボットが調理した唐揚げを試食することができます。コネクテッドロボティクス社が提供し、UR5を使用したこのロボットは、調理から陳列までのプロセスを効率的に行い、店舗のオペレーションをサポートします。
2. 形状認識が困難な食品パッケージのばら積みピッキング
このソリューションは、食品パッケージの多様な形状に対応し、安定してピックアップできるようになっています。透明なパッケージや反射するパッケージなど、様々な条件下でもスピードや正確性を犠牲にせず、効率的に作業を行うことが可能です。OSARO社が提供し、UR5eを活用しています。
展示会の詳細
- - 会期: 2019年7月9日(火)-12日(金)
- - 時間: 10:00-17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト南ホール 3A-21
ユニバーサルロボットとは
ユニバーサルロボットは、2005年に設立され、すべての企業にロボット技術を活用してもらうことを目指しています。特に、小型で使いやすく、リーズナブルな価格のロボットを提供し、フレキシブルで安全な産業用ロボットの開発に取り組んでいます。2008年に世界初の協働ロボットを発表し、それ以来、ユーザーフレンドリーな製品を次々と市場に投入してきました。
同社は、デンマーク・オーデンセに本社を構え、米国やヨーロッパ、アジアを含む多くの国に拠点があります。2018年の売上は2億3400万ドルに達しており、世界各地で浸透していることが伺えます。さらに詳細な情報は、
こちらの公式サイトをご覧ください。
展示会参加の意義
FOOMA JAPAN 2019は、食品業界の最新トレンドや技術を知る絶好の機会です。ユニバーサルロボットが紹介する革新的な製品を通じて、業界がどのように変化しているかを体感することができるでしょう。来場者は、実際にロボットがどのように機能するのかを観察し、自分のビジネスにどのように役立てられるかを考える良いチャンスです。
新たなビジネスの可能性を秘めたロボット技術を、ぜひこの機会に体験してみてください。