AI時代の未来
2026-07-18 16:49:22

岡山大学がAI時代の未来を考える公開シンポジウムを開催

岡山大学、AI時代の未来を考える公開シンポジウムを開催



2026年6月18日、国立大学法人岡山大学は津島キャンパス内の岡山大学創立五十周年記念館金光ホールにて、公開シンポジウム「AI時代をどう生き、未来をどう創るか」を開催しました。本シンポジウムは、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の一環として行われ、AIやデジタル技術の進展がもたらす社会や経済における変化を、Well-beingという視点から考える場となりました。

シンポジウムの目的


本イベントは、生成AIやその他のデジタル技術が急速に進化する中で、私たちが目指すべき社会像や人間のあり方について議論し、地域や地球の未来を共創する研究大学としての役割を再確認することを目的としています。特に、AI時代における人と人、地域、地球の持続可能な未来について考察します。

基調講演の内容


シンポジウムの前半では、慶應義塾大学の宮田裕章教授が基調講演を行いました。宮田教授は、現代を「文明の転換点」と位置づけ、多様な価値観が共存する社会の実現を訴えました。「最大“多様”の最大幸福」という新たな価値観を探索する中で、AIが提示する答えに対抗するための「問いを立てる力」の重要性を強調しました。さらに、人間同士だけでなく、自然や未来世代とのつながりを深める必要性についても言及しました。

続いて、岡山大学の笹埜健斗特定教授が「生成AI時代の大学とウェルビーイング」について講演しました。笹埜教授は、生成AIの進展により大学が果たす役割が情報の伝達から判断の育成へと変化していることに言及し、「自分の学びが未来の現実に接続している感覚」が真のウェルビーイングであると説明しました。

パネルディスカッション


後半のパネルディスカッションでは、狩野光伸副理事がモデレーターを務め、宮田教授、笹埜教授、PwCコンサルティングの安井正樹氏、フジワラテクノアートの藤原加奈氏が参加しました。テーマは「AI時代における人材育成と企業の役割」であり、参加者たちは教育現場の実践や産学官の連携を通じて、次世代の学びを支える必要性について議論しました。

シンポジウムでは、参加者から「AI時代で子どもたちが必要な力を育むには、どのような授業が必要か」という問いも挙がり、教育の現場における新たなアプローチの模索が続きました。これにより、AI技術が単なる技術革新ではなく、地域社会がより良く未来を見据えるための力となることが再確認されました。

結語


今回のイベントは、岡山大学が掲げる「AI×Well-being」のワーキンググループの第一歩とも言える位置付けとなっています。今後も地域企業、教育機関、行政とのネットワークを構築し、AI時代のWell-beingを実践へとつなげていくことが期待されます。岡山大学は、Planetary Health、Community Health、Human Healthを実現するための研究や教育を一層推進し、地域と地球の未来の共創に貢献していく所存です。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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