台湾先端技術EXPO
2022-07-15 17:41:16

台湾が誇る半導体技術やAIソリューションを紹介したEXPO2022の成功

台湾先端技術EXPO2022の開催レポート



2022年7月6日に、東京プリンスホテルにて「台湾先端技術EXPO2022」が開催されました。本イベントは台湾経済部工業局の主催によるもので、AIチップやスマートディスプレイにフォーカスした最新技術を日本で初めて紹介する貴重な機会となりました。

近年、台湾は半導体産業に加え、次なる成長分野としてAI関連技術やスマートディスプレイの開発に力を入れています。今回のEXPOでは、「車載用AIソリューション」「モビリティ向けスマートディスプレイ」、さらには新しい3Dディスプレイや折り曲げ可能なフレキシブルディスプレイといったテーマで、計5社がその先端技術を発表しました。

イベントの概要


台湾経済部工業局からは、副代表が来日し、台湾のAI関連産業やスマートディスプレイ産業が日本市場でどのように展開されていくかについて説明を行い、参加者の関心を引きました。会場には全国から多くの来場者が訪れ、各ブースで新技術の実機体験が行われるほか、商談の場も設けられました。

タイムテーブルと主なプログラム


イベントは、14:00に開会し、台湾経済部工業局の電子情報組副組長である呂正欽博士による挨拶からスタートしました。その後、台日産業連携推進オフィスのプロジェクトリーダー陳龍氏がAI on CHIP国際ビジネスプラットフォームについて紹介し、AIソリューション企業からは以下の技術が紹介されました。
  • - WHETRON: 先進運転システムと自動駐車システム
  • - SUNPLUS: 車載用オーディオシステムやスマートコックピットシステム
また、印象的な展示が多く、参加者はそれぞれの技術に対する熱い興味を示しました。

スマートディスプレイの最新技術


3次元ディスプレイ、小型LEDディスプレイなどのスマートディスプレイに関するプレゼンテーションも行われ、以下の企業が発表を行いました。
  • - DARWIN: 反射型ディスプレイの実用化について
  • - PanelSemi: フレキシブルなMini-LEDディスプレイの優位性と実際の応用例
  • - InnoluxとVMFi: 地下鉄車両でのディスプレイ応用と5G対応の透明ディスプレイソリューション

これらの取り組みは、台湾の技術力を証明するものと言えるでしょう。

ライブ配信と今後の展望


イベントの様子はライブ配信され、多くの視聴者がオンラインからも参加することができました。現場の熱気をそのままに、視聴者には新しい技術やビジネスチャンスを感じ取っていただけたことでしょう。

今後、台湾のAI関連産業やスマートディスプレイ産業のさらなる発展が期待される中、今回のEXPOが両国間の技術交流を深化させるための重要な一歩となることを願います。最後に、当日のイベント詳細や情報は公式サイトにて確認できます。

台湾先端技術EXPO告知サイト
オンライン商談申込みフォーム

本イベントは、ワークキャピタル株式会社が運営を担当しました。

会社情報

会社名
ワークキャピタル株式会社
住所
東京都品川区北品川5-11-1TN御殿山ビル4F
電話番号
03-6447-7825

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