三社協業から生まれた高品質ソーラーカーポート
三谷産業イー・シー株式会社、三協立山株式会社、そしてジンコソーラーが共同開発した両面発電ソーラーカーポートが、最近、国土交通省から防火に関するDR認定を取得しました。これにより、厳しい防火規制が適用される地域でも円滑に導入が可能となり、さまざまな業界から注目を集めています。
ソーラーカーポートの急成長
再生可能エネルギーのニーズが高まるなか、特に注目されているのがソーラーカーポートです。これは、住宅の屋根にソーラーパネルを設置しづらい状況でも、独立して設置できる利便性を持っています。そのため、個人住宅に限らず、大型商業施設や公共インフラにおいても需要が増加しています。
三協立山グループの三協アルミ社は年間50,000台以上のカーポートを販売し、それに基づく経験とノウハウを活かして「エネジアース」と呼ばれるカーポート型太陽光パネル架台を開発しました。また、ジンコソーラーは世界トップレベルの太陽光発電企業であり、その技術が本製品にふんだんに盛り込まれています。
DR認定取得の意義
このソーラーカーポートの特長の一つが、DR認定(飛び火認定)を取得した点です。これにより、特に防火地域や準防火地域においてもスムーズに設置可能となり、民間・公共部門問わず導入のハードルが大幅に下がります。2月には認定証も交付され、これからの運用が期待されています。
医療とエコの融合
今回のソーラーカーポートパッケージは、完全なアルミ製であるため、見た目にも優れ、長持ちするだけでなく、環境に優しい特性も兼ね備えています。特に、両面発電パネルを使用することにより、地面からの反射光を効率的に利用し、高い発電効率を誇ります。
もしも蓄電システムを併用すれば、停電時には自立電源として機能し、防災対策にもなります。事業継続計画(BCP)を策定している企業にとって、このソリューションはさらに価値が高まります。
展示会での精力的な活動
3社は、太陽光発電の国内最大規模の展示会「PV EXPO」にも共同出展しており、ジンコソーラーのパネルを使用したオールアルミ製のソーラーカーポートを実際に披露しました。この展示会では特に、反響が大きく、将来的な顧客への影響も期待されています。
地元のニーズにも応える
また、三谷産業イー・シーは、富山県富山市に新たにソーラーカーポートを設置しました。この施設は見学可能で、訪れる人々が実際に製品を見られるようになっています。これにより、より多くのお客様へのアプローチが期待されています。
未来を見据えたアプローチ
3社の協業は、ただ単に製品の販売だけではありません。再生可能エネルギーの普及を通じて持続可能な社会を実現することを目指し、業界のリーダーが集うことで新たな価値を創出しています。今後も各社の連携を強化し、持続可能なエネルギーの提案を進めていく所存です。