小型UPS新発売
2013-08-01 10:00:20

日本電算設備が高性能UPS『Socomec MASTERYS BC-L』を発売 - 事業継続を支援する新製品

日本電算設備、UPS『Socomec MASTERYS BC-L』を発売



日本電算設備株式会社は、信頼性と効率性を兼ね備えたUPS(無停電電源装置)『Socomec MASTERYS BC-L』を発売開始しました。特に、金融、医療、教育機関などでの高いニーズが予測される中、この新製品は企業の事業継続に重要な役割を果たすことを目指しています。

ミッションクリティカルな環境向けの設計


近年、企業は業務の継続性を重視し、データのバックアップを拠点ごとに行う傾向が強まっています。自然災害や電源トラブルなど、予期せぬ事態に直面した際、一瞬でも電力供給が停止することは業務に致命的な影響を及ぼします。特に支店やサーバールームでの電力安定供給が求められる中、小型で高性能なUPSへのニーズが高まっています。

今回発売された『Socomec MASTERYS BC-L』は、これらの高い要求に応えるべく設計されています。対応する電圧は三相3線208Vから240V、460Vから480Vまで多彩で、中小規模のデータセンターや金融機関のサーバールームなど、機器の設置が容易です。さらに、入力力率は0.99%と高く、他の同クラス製品と比較して20%以上の効率性を誇ります。

特徴と性能


フレキシブルな電圧と周波数


『Socomec MASTERYS BC-L』は、2モデル(208-220-230-240Vおよび460-480V)を提供し、様々な入力・出力電圧の組み合わせに対応しています。また、周波数は50Hz、60Hzを選べるため、設定は非常に柔軟です。

高度なオンライン二重変換


このUPSは、負荷の全面的な保護を保証するオンライン二重変換モード VFI-SS-111(IEC62040-3)を採用しており、品質の問題を考慮した設計となっています。加えて、クリーンな整流器を備えており、入力電流の歪みを最低2.5%に抑えることができます。

環境に合わせたカスタマイズ


ユーザーのニーズに応じてカスタマイズ可能で、RS232/RS485インターフェースや、LAN標準接続も行えます。また、各種バッテリーに対応し、長寿命型や高性能EBSバッテリ充電管理を導入して、バッテリーの劣化を抑制します。

堅牢なセキュリティ


ガルバニック絶縁付きの入力変圧器が搭載されており、主電源からの危険な過度電圧からUPSおよび負荷を保護します。雷サージからの保護フィルタも標準装備されており、安心して使用することができます。

導入予定先


『Socomec MASTERYS BC-L』は、金融機関やデータセンター、医療・教育機関、さらには製造業や小売業のサービス拠点に導入されることが期待されています。初年度の売上目標は約4億円で、幅広い業界への導入を計画しています。

企業情報


日本電算設備株式会社は1973年に設立され、事業の基盤をITファシリティの構築に置き、多様な顧客にトータルサービスを提供しています。今後も『止まらないシステム』をサポートするための新たなソリューションを模索し続ける予定です。今回の『Socomec MASTERYS BC-L』の発売は、その一環として位置付けられています。

発売日: 2013年8月1日より
日本電算設備株式会社の公式ウェブサイト: こちら

顧客からの問い合わせは、公式サイト内のお問い合わせページから行えます。そこで新製品『Socomec MASTERYS BC-L』に関する詳細な情報を得ることができるでしょう。

会社情報

会社名
日本電算設備株式会社
住所
東京都中央区新川1丁目22番11号永代ビル
電話番号
03-6228-3600

トピックス(IT)

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