地理空間データの新たな可能性を開くFeltとPSSの提携
このたび、Pacific Spatial Solutions株式会社(PSS)が、クラウドベースの地図作成・共有プラットフォーム「Felt」との販売パートナー契約を結びました。この提携は、日本市場における地理空間データの活用を大きく推進するものです。
Feltとは?
Feltは、アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランドで設立された、非常に先進的な地図作成・共有プラットフォームです。ユーザーは専門的なGISの知識がなくても、簡単な操作でカスタムマップを作成し、リアルタイムでのコラボレーションが可能です。この柔軟なプラットフォームは、企業や自治体が地理空間データを活用する上での強力なツールとなります。
Feltの主な機能
Feltの魅力はその多彩な機能にあります。具体的には、次のポイントが挙げられます:
- - Upload Anything:さまざまなファイル形式をドラッグ&ドロップで簡単にアップロードでき、業務の効率化を支援します。
- - シームレスな描画:PMTiles形式を採用しており、大規模なデータセットをスピーディに描画。これにより、ビジュアライゼーションがスムーズに行えます。
- - リアルタイムコラボレーション:チームメンバーと地図上でリアルタイムに意見を交換できるため、プロジェクトの進行が円滑に進みます。
- - データソースとの接続:BigQueryやPostgreSQLなど、様々なデータベースと連携が可能で、柔軟なデータ活用を実現します。
- - QGISとの連携:「Add to Felt」プラグインにより、QGISで作成したマップを容易にFeltに取り込むことができます。
- - 自由な表現:YouTubeやInstagramのリンクを埋め込んだり、アイコンをカスタマイズしたり、さらには自由な描画も可能です。
PSSの目指す未来
PSSは、この提携を通じてFeltの先進的なソリューションを広く日本の市場に浸透させ、デジタル・トランスフォーメーション(DX)やグリーン・トランスフォーメーション(GX)に欠かせない地理空間データの利活用を推進することを目的としています。これにより、都市計画や交通・物流、自然環境の分析など、さまざまな分野における迅速な意思決定を可能にします。
Pacific Spatial Solutionsとは
PSSは地理空間データを活用し、お客様の問題を解決する企業です。GISを用いて、大規模なデータ解析やデジタルツインソリューションに至るまで、2Dおよび3Dの最先端技術を駆使したさまざまなソリューションを提供しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください(
PSS公式サイト)。
Feltについて
Feltは2022年に設立されたクラウドネイティブな地図作成プラットフォームを提供しています。都市計画ツール「Remix」の開発者でもあるCEOのSam Hashemiが率いるこの企業は、直感的なインターフェースを特徴としており、チームでの共同作業を強化します。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください(
Felt公式サイト)。
お問い合わせ
本提携に関してさらに詳しい情報を希望される方は、PSSの
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