視覚障がい者柔道大会
2023-12-01 09:00:01

IBSA柔道グランプリ2023東京大会が12月に開催!視覚障がい者スポーツの魅力と期待

12月4日(月)と5日(火)、東京の東京体育館でIBSA柔道グランプリ2023東京大会が行われます。この大会は、視覚障がい者柔道の競技が繰り広げられる一大イベントであり、国内外から約200名の選手が参加予定です。特に、日本からは14名の選手がエントリーしており、観客に素晴らしい試合を披露することが期待されています。

視覚障がい者柔道とは?


視覚障がい者柔道は、視覚に障がいを持つ選手が行う柔道です。全盲の選手は「J1」、弱視の選手は「J2」に分類され、男女ともに階級ごとに戦います。競技は組み手の争いからではなく、組んだ状態から始まるため、相手を崩す技術が重要です。このような独特のルールにより、競技自体も大変ダイナミックで、会場では選手の巧みな技術が見どころとなります。

大会概要


IBSA柔道グランプリ2023東京大会の名の下、東京体育館で開催されるこの大会は、皆さんが無料で観戦できるという嬉しい特典があります。大会の主催は、特定非営利活動法人日本視覚障害者柔道連盟、共催は東京都、そして公認はIBSA国際視覚障がい者スポーツ連盟です。東京体育館での競技は、観客にとっても大変エキサイティングな体験となることでしょう。

参加選手と注目ポイント


出場予定の選手たちには、日本国内で経験を積んできた実力派選手が揃っています。注目選手としては、特徴的なクラスD1 73kg級の瀬戸勇次郎選手、90kg級の松本義和選手、48kg級の半谷静香選手、57kg級の廣瀬順子選手などが挙げられます。加えて、約40カ国からも選手が参加するため、各国の柔道のスタイルを比較できる点も見逃せません。

スケジュールと会場アクセス


大会のスケジュールは、4日の土曜日に多くの試合が行われ、開会式は午後4時頃から予定されています。また、翌5日も引き続き予選ラウンドが行われ、3位決定戦と決勝戦が予定されています。会場である東京体育館へのアクセスは非常に便利で、JR総武線の千駄ケ谷駅からすぐ、または都営大江戸線の国立競技場駅A4出口からも徒歩で簡単に行けます。

VISIONGRAMプロジェクト


大会中、日本代表選手団は「VISIONGRAM」という視覚障害を可視化するビジュアルフィルターを使用します。このフィルターは視覚障害の特性を視覚化し、観客にその体験を共有できる機会を提供します。選手たちはこのフィルターを用いた名刺を使用し、SNSでも自身の見え方を発信していきます。特設ブースでは実際にその見え方を体験することができ、より深く視覚障がい者スポーツに理解を深めることができるでしょう。

まとめ


IBSA柔道グランプリ2023東京大会は、視覚障害者柔道の魅力を存分に発揮する機会であり、競技への関心を高める素晴らしいイベントとなることでしょう。ぜひ会場に足を運び、選手たちの熱い戦いを見届けてください。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人日本視覚障害者柔道連盟
住所
東京都文京区春日1-16-30講道館4階
電話番号
03-3811-5800

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